FX(外国為替証拠金取引)
為替・レバレッジ
通貨を売り買いする。投資というより取引
どういう商品?
証拠金を預けて、その最大25倍(国内個人の場合)までの通貨を売買します。買いからも売りからも入れて、平日はほぼ24時間動いています。低金利通貨を売って高金利通貨を買うと、金利差ぶんのスワップポイントを受け取れます。
もうけと損の出どころ
為替の値動きが損益です。通貨には配当も利子成長もありません——株式のように、持っているだけで企業が価値を生むという構造が無く、誰かの利益は誰かの損失という性格が強い取引です。レバレッジがかかるぶん、動きは何倍にもなって返ってきます。
コスト(どこで抜かれるか)
スプレッド(買値と売値の差)が実質的な手数料です。1回あたりは小さく見えますが、回数が増えるほど確実に積み上がります。スワップポイントは受け取る側にも払う側にもなります。
税と口座
国内業者を通じた取引は申告分離課税で、税率は約20%です。損失は3年間繰り越せますが、株式の損益とは通算できません(先物・オプションとは通算可)。
向かない人・注意
ロスカットは自分の意思と無関係に発動します。急変時にはロスカットが間に合わず証拠金以上の損失(追証)が発生した例が、過去のフラッシュクラッシュで実際に起きています。高金利通貨のスワップ狙いは、金利差の利益より通貨の下落が上回ることが多い点を必ず踏まえてください。
解説動画: 「投資かギャンブルか?」素人が手を出してはいけないレバレッジの落とし穴/OFFRECO./NewsPicks /ニューズピックス
プロと同じ土俵に立つということ: 報道メディアの番組での対談。プロが参戦しているマーケットで同じ土俵に立つと焼き尽くされるという言葉から始まる。素人がレバレッジに手を出すことへの警告が主題になっている。
実際にあった振れ幅: 10万円を元手にFXを始めて2か月で6億円まで増やし、最終的に30万円になったという体験談が語られる。増えたことも減ったことも同じ理由——レバレッジ——から来ている。
かける倍率の話: 始めた当時は20倍などギリギリまでかけ、少しでも動けば損失が確定する状態で取引していたが、今はほとんどレバレッジをかけていないと語られる。メリットとして語られる少額での取引が、そのままリスクの正体でもある。