見すぎることの害
続けられない
確認の回数が増えるほど、判断は悪くなる
どういうクセ?
頻繁に損益を確認すると、短期の下落に触れる回数が増えます。1日単位で見れば下落する日は半分近くありますが、10年単位で見れば下落する期間はずっと少なくなります。見る頻度が、体感するリスクを決めています。
相場で何が起きるか
確認が多い人ほど売買が増え、リスクの低い資産に寄りやすいという研究があります。同じ資産を持っていても、見る回数によって行動が変わるということです。値動きの通知をオンにするのは、この効果を最大化する設定です。
仕組みで防ぐ
確認の頻度を先に決める。積立中心なら月1回、あるいは四半期に1回で十分です。値動きの通知は切ってください。見ないことは、怠慢ではなく戦略です。
解説動画: 【資産運用】ポートフォリオはどのくらいの頻度で見直すべき?│投資Q&A/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル
見直しの2つのやり方: ポートフォリオを見直すタイミングには、1年に1度など定期的に行う場合と、資産額が最初の状態から1割以上ずれたらなど変化に応じて行う場合の2つがある、と整理している。
初心者に勧められているほう: 初心者や忙しい人には、どちらかといえば市場の動きに左右されない定期的な見直しを勧めている。相場を見て判断するほど、見る回数そのものが増えるからだ。
きっかけの作り方: 取引のある金融機関からは、取引があれば3か月に1度、取引が無くても残高があれば年に1度以上、取引残高報告書が送られてくる。これが届いたときに見直すと決めておけば、少なくとも年1回は見直せるという具体策が示される。電子交付を選んでいる場合は自分でサイトを見る必要がある点も注意。
いちばん大事なこと: 毎回やり方を変えるのではなく、自分でルールを決めて見直す。頻度そのものより、決めたとおりにやることのほうが結論として重い。