VIX指数(恐怖指数)
相場の温度感
市場が今後どれだけ荒れると見ているか
何の数字?
S&P500のオプション価格から算出される、今後30日間に市場が予想する変動の大きさです。将来の値動きへの警戒が強まると上がるため、恐怖指数と呼ばれます。
読み方の目安
平常時は15〜20あたり、30を超えると警戒、40超は危機的な水準です。2020年 コロナ・ショックでは80を超えました。
これだけで判断すると危ない理由
VIXは予測ではなく、今この瞬間の不安の値段です。高いからといって暴落が来るとは限らず、暴落が起きた「後」に高くなるのが普通です。VIXに投資する商品は、先物の仕組み上、長期保有すると価値が減り続けます(レバレッジ型ETFと同じ構造の問題です)。
どこで見られるか
金融情報サイトで常時公開されています。日本版の日経平均ボラティリティー・インデックスもあります。
解説動画: 恐怖指数「VIX」って、なに? マネーの世界 教えて高井さん【NIKKEI まねび】/NIKKEI マネーのまなび
向こう1か月のブレ幅: 向こう1か月でアメリカの株式市場がどれくらい振れそうかを映す数字。30を超えると要警戒で、これは1日に2%ほど動くと市場が織り込んでいる状態にあたる。日経平均を対象にした同じ仕組みの指数もある。
オプションから逆算: 値動きそのものからではなく、S&P500などの株価指数を対象にしたオプション市場から算出される。目先が荒れそうだとオプションの価格が上がり、そこから逆算する予想変動率も上がる、という順序。
誰の恐怖を映すのか: 株価にはじわじわ上がって、ドスンと下がるクセがあるので、恐怖の側が濃く出る。ただし映っているのはオプション市場にいる短期志向のプロの恐怖であって、市場全体の総意ではない、と釘を刺す。