空売り比率・信用倍率
相場の温度感
売り手がどれだけ溜まっているか
何の数字?
信用取引で売られている株の量と、買われている量の関係を見る指標です。信用倍率が1倍を下回れば、売り建てのほうが多い状態を意味します。売られた株はいつか買い戻す必要があるため、将来の買い需要の予備軍でもあります。
読み方の目安
売りが積み上がった銘柄に好材料が出ると、買い戻しが殺到して急騰することがあります。これを踏み上げと呼びます。2021年 ミーム株と暗号資産の熱狂では、この構造が極端な形で表面化しました。
これだけで判断すると危ない理由
売り方が多いこと自体は、上がる理由になりません。多くの投資家が下落を予想している、というだけの事実でもあります。踏み上げを狙う取引は、読みが外れたときの損失に歯止めがない信用取引の売買を伴うことが多く、初心者向けではありません。
どこで見られるか
取引所や証券会社が公表する信用残(週次)と、日々の空売り比率。
解説動画: 株初心者講座 信用買い残/売り残 信用倍率の見方を超わかりやすく解説!投資の勉強/草食系投資家LoK Re:
買い残と売り残の意味: 信用取引の買いは制度信用なら6か月以内に反対売買が要る。だから信用買い残は将来の売り圧力、借りた株を売った信用売り残は将来の買い圧力になる、というのが基本の読み方。
信用倍率の見方: 信用倍率は買い残を売り残で割った値で、大きいほど買い残が多い状態。1倍を下回れば売り建てのほうが多いことになり、将来の買い圧力とみなされる——ここまではセオリーだと動画は前置きする。
チャートで検証する: 実際の推移を株価に重ねると、買い残がいちばん積み上がるのは大底の局面で、上昇するほど利益確定で減っていく。買い残が多いから上がらないという判断にはならず、自分は売買の材料にしていないと正直に締める。