2011年 東日本大震災
日本の相場
予測不可能な出来事に、市場はどう反応するか
何が起きたか
2011年3月11日の地震と津波、続く原子力発電所の事故により、株式市場は急落しました。3月15日には日経平均株価が1日で約10.6%下げています。同時に、円が急騰するという直感に反する動きも起きました。
どれくらい下がったか
震災後の2営業日で約16%の下落。為替は一時1ドル76円台まで円高が進み、各国が協調して為替介入を実施しました。
戻るまでにかかった時間
株価は数か月かけて戻しましたが、その後は円高と欧州債務問題が重なり、本格的な回復は2013年 異次元緩和とアベノミクスを待つことになります。
ここから学べること
天災はいつ起きるか分かりません。予測して避けることはできないので、起きた後でも生活が壊れない配分にしておくしかありません。この時期の円高は、危機時に自国通貨が買われることもあるという、日本の投資家にとって重要な実例でもあります。
解説動画: 【大地震発生】その時「株」「為替」はどう動くのか(3.11東日本大震災を振り返る)/pop FXチャンネル
株価がどう動いたか: 2011年3月11日は金曜日の15時前。その日は大きくマイナスで終わり、翌週の月・火・水の3日間で約1,500円、率にして約15%の下落を演じた。天災は予測できないが、下げ方の記録は残っている。
為替は円高に動いた: リスクオフの局面で円が買われ、ポンド円は134円ほどから124円割れへと3営業日で10円の円高。自国が被災しているのに自国通貨が買われるという、直感に反する動きが実際に起きた。
その後の戻り: 株価の下落とともに円高が進んだ後、踏み上げも混じって為替は地震前の水準を超えて円安方向へ戻していった。急変とその後の戻りは、どちらも数字として記録されている。