最初に買うもの・買わないもの

そろえる

先に買うのは、体に触れる物だけ

どういうこと?

最初の買い物は、無いと始められない物と、上手くなってから効く物に分けて考えます。優先するのは体に触れる物です。足に合わない靴、握りにくい柄、視界の悪いゴーグルは、そのまま痛みや危険につながり、上達も止めます。反対に、収納ケースや飾りの小物は、続けると決まってからで十分に間に合います。

やり方

登山なら、まず足に合う靴と雨具で二万〜三万円、ザックは当面借り物でもかまいません。ギターなら本体のほかに要るのは数百円のピックと替え弦くらいで、チューナーはアプリで代用できます。一度に全部そろえず、足りないと感じてから足すと、無駄がほとんど出ません。

つまずきポイント

買って後悔しやすいのは、上級者向けの高性能品です。反応が鋭かったり調整幅が広かったりする分、扱いにくく、下手なのか道具のせいなのか分からなくなります。一方で、立てかけるスタンドや棚は早めに用意する価値があります。出すのが面倒だと回数が減るためで、その理屈は道具を出しっぱなしにするにあります。

解説動画: 初心者が買ってはいけないエレキギター/萩原悠ギター教室

四つの除外: エレキギターを一から始める人が、最初の一本には選ばないほうがよい型を四つ挙げる回です。悪い楽器という意味ではなく、初めて持つには難しすぎる、特殊すぎるという理由で外します。基本は見た目が気に入ったものを選べばいいという立場で、そこから引き算する条件だけを示していきます。

ロック式: 一つ目は弦をがっちり固定する機構がついたもの。一度合わせるとチューニングが狂いにくい便利な仕組みですが、弦交換が普通のギターの五倍から十倍は難しいと言います。毎回必要なチューニングもかなりシビアで、ここで止まれば練習まで進めない。謎の金属部品がついたギターは外す、と見分け方まで示します。

弦の数と形: 二つ目は弦の本数が多いもの。ふつうは六本で、七本には重低音などの魅力があるものの、コードの押さえ方の解説は六本を前提にしているので感覚が狂うと言います。見ただけでは気づきにくいので数えてから買うこと。三つ目として、金属のフレットが無い型も最初に選ぶものではないと付け加えます。

ミニギター: 四つ目は本体の小さなもの。スピーカーを内蔵していてアンプが要らない型もあり、場所を取らず扱いやすそうに見える。ところがネックが短いとチューニングが安定せず、幅が狭くて弾きにくい。玩具として買うなら構わないし、分かって使う人のサブなら別だが、最初の一本には向かないと言います。

残りは好み: 外す条件はここまでで、あとは見た目で気に入った一本を選べばいいと結びます。ただし何点かのセットで一万円を切るような激安品は勧めないとも言い、エレキのつもりでアコースティックを買う取り違えにも念を押します。