堅壁清野・遅滞持久

地形と守り

例の時代: 例は前217-前216年

堅壁清野・遅滞持久は、決戦を避けて敵の後を追いながら消耗させ、時間を味方につけて敵の力が尽きるのを待つ型。

戦史の例と、それを伝える史料

第二次ポエニ戦争(前217-前216年)で、ローマの独裁官ファビウス・マクシムスはハンニバル軍との決戦を避け、追尾と牽制によって消耗を強いる方針をとった。ポリュビオスの『歴史』はこの方針を「ファビウスは戦闘を先延ばしにした」と記しており、後代にこの型は「フェビアン戦略」と呼ばれるようになった。