書見台

読む

書見台は、本を開いたまま立てておく台です。

どこに効くか

机に平らに置いた本を読むと、首が前に落ちて背中が丸まります。長く読むほどこの姿勢が効いてきて、首と肩の疲れのほうが先に、読み続けられる時間を決めてしまいます。書見台は本を30度前後起こし、目線と紙面の角度を近づけます。もう一つ効くのが手で、開いたページを押さえる係が要らなくなるので、両手が空いてノートを取りながら読めます。写しながら読む作業では、本が寝ていると視線が本とノートのあいだを大きく往復し、そのたびに読んでいた行を探し直すことになります。本が立っていれば、その往復が首でなく目の動きだけで済みます。

選ぶときに見るところ

支えられる厚みと重さをまず見ます。厚い専門書や辞書を載せるなら、傾けても倒れない重さと、ページを押さえるアームの強さが要ります。角度が段階式か無段階か、折りたためるかは持ち歩くかどうかで決まります。細い金属の枠は軽い反面、ページの端に食い込んで跡が残ることがあります。買う前に、A4のバインダーや厚い本を下に噛ませるだけでも角度は作れるので、そこで自分に合う傾きを知っておくと選びやすくなります。読む時間の大半がタブレットなら、書見台より端末用のスタンドが先ですし、机が狭いなら畳めるかどうかが使い続けられるかを決めます。