透明な角型の水槽
水を見る
透明な角型の水槽は、横から見て初めて分かる流れの形を見せる道具です。
どこに効くか
鍋やボウルは上からしか覗けませんが、流れは横から見て初めて形が分かります。平らな面の水槽に水を張り、片側から静かにお湯を、反対から冷水を入れると、境目のはっきりした層になって上下に分かれます。色を付けた塩水を底へ流せば、重い水が斜面を這って進むようすが、土石流や海の底を流れる水と同じ形で現れます。水面へ横から風を当てると波が立ち、風を強くしていくと、ある所で波頭が崩れ始めます。水位を少し変えて板を沈めれば、浅い所で水面が盛り上がって落ちる跳水も作れます。丸い金魚鉢では像がゆがんで角度も距離も測れないので、面が平らで角型であることがそのまま効きます。
選ぶときに見るところ
見るのは面のゆがみの少なさと板の厚さです。薄いアクリルは軽い代わりに水を入れるとわずかにふくらみ、撮った映像で直線が曲がります。ガラスはゆがみが少なく傷にも強いが重い。横幅30cm前後で高さのあるものなら層に分けた観察ができ、浅いバットは上から見る用途向きです。接着の継ぎ目が正面に来ない造りだと、動画に線が入りません。最初は透明な保存容器や、ペットボトルを横に切ったもので十分に足ります。買い足す順としては、水槽より先に色素とスポイトを揃えたほうが、同じ容器のままできることが増えます。水を張ったまま置き場所が要るので、しまう場所を決めてから大きさを選びます。
解説動画: 【水槽】軽いオールガラス水槽なんて最高じゃないか!トップシリコンで蓋がずれない。そう思って買ってみた・・・GEXGa Glassterior TS600【ふぶきテトラ】/ふぶきテトラ/Fubuki Tetra
縁の枠があるかどうか: 四角い水槽は大きく2種類に分かれる。枠でガラスを支えるタイプはガラスを薄くできるので軽く、枠のないタイプはシリコンだけで固定するぶんガラスを厚くして強度を出すため重い。60cm幅の製品でも公称の重さは10kg前後から13kg台までばらつき、実際に量ると表示どおりとは限らない。
置き方と運び方: 水が20Lを超えるものは専用の台に置く。ぐらつく台やカラーボックス、畳やカーペット、床への直置き、直射日光の当たる場所、振動のある場所は避ける。運ぶときは底面を持ち、水や砂利を入れたまま動かさない。使い始める前に、濡れてもいい場所で水を張って、漏れや底の角の欠けを確かめておく。
ふたのまわりの落とし穴: 縁の上面にシリコンを塗って滑り止めにした造りなら、受け具なしでガラスのふたを直接載せられる。ただし濡れると滑りやすく、支えているのはごくわずかな縁だけなので、下から力が加わると簡単に落ちる。開閉用のちょうつがいもガラス厚と合わないと硬くて入らず、無理に開けると割れそうになる。