オニオコゼ

毒のある魚

砂に埋もれて見えない、最強クラスの毒

見分け方

ごつごつした岩のような姿で、砂や泥に埋もれてじっとしているため、水中では見つけるのが困難です。ウロコが無く、口が上を向いています。高級魚として扱われる一方、日本の沿岸で最も強い毒を持つ魚の一つです。

危険・注意

背びれのトゲに強い毒があり、刺されると激しい痛みが長時間続きます。腫れが広範囲に及ぶことがあり、体質や刺された量によっては重症化します。

どうする

砂浜やサーフで裸足になる、水中で不用意に手を突くといった行為は避けてください。刺された場合は40〜45℃のお湯に浸ける応急処置をしつつ、オニオコゼは他の毒魚より症状が重くなりやすいので、早めに医療機関を受診してください。

解説動画: オニオコゼの毒トゲを切る手順と、切ったトゲの捨て方/きまぐれクックKimagure Cook

この魚の危なさ: 市場で買ったオニオコゼをさばく動画。背びれのトゲに毒があり、刺されると患部がパンパンに腫れると、実際に刺された市場の人から聞いた話を紹介している。トゲは注射器のような構造だという。小売店ではトゲを取った状態で売られることが多いが、市場では付いたままが普通なので扱いに注意としている。

さばく前にトゲを落とす: 最初の作業はハサミでトゲを切り落とすこと。皮に弾力があるので、よく切れるハサミで根元までしっかり切る。切り残しがあるとかえって危ないと注意している。下側のヒレにはトゲがなく、そこは安心だという一方、顔まわりのトゲに触れたときは指が一瞬ポカポカしたといい、ごく微量でも毒があるかもしれないと話している。

切ったトゲの捨て方: 切り落としたあとのトゲにも毒は残っている。そのままゴミ箱に入れると、ゴミを回収する人が手をついて刺さるため、新聞紙でぐるぐる巻きにし、さらにラップで包んでから捨てるよう毎回言っていると話している。捨てる側の手間まで含めた後始末だと説明している。

刺されたときの話: 漁師も刺されることがあり、水筒に熱湯を入れて持って行き、刺されたらお湯をかけると聞いたと紹介している。医者へ行ってもすぐ効く薬があるわけではなく、温めて痛みに耐えるものだとも聞いたという。トゲを取ったあとでも背中側に手が当たると怖いと、作業中も口にしていた。腫れや痛みが強いときは医療機関へ。