イソギンチャク
危険生物
イソギンチャクは、ウンバチの仲間が岩と見分けがつかず刺されると激痛が走る
見分け方
岩や潮だまりに張り付いて暮らす刺胞動物で、種類によって触手の色や長さが大きく異なります。多くは触れても軽い刺激で済みますが、沖縄や南西諸島にすむウンバチイソギンチャクは例外で、見た目が地味な塊状で岩と見分けがつきにくいのが特徴です。潮が引いた干潟や岩礁の窪みに潜んでいることが多く、触れるまで生き物だと気づかれないこともあります。触手の刺胞には毒が仕込まれており、種類によって症状の重さが大きく異なるとされています。
危険・注意
ウンバチイソギンチャクに触れると、電気が走るような激痛とともに広範囲の腫れが起こり、重症化した例も報告されています。潮干狩りや磯遊びで岩と間違えて触れる事故が多く、南西諸島の磯では特に注意が必要とされています。本州でも刺激の強い一部の種類は、素手で触ると赤くかぶれることがあります。子どもは色や形に興味を持って触りやすいため、大人が事前に注意を促しておくことが有効です。
どうする
見慣れない岩状・塊状のものには素手で触れないことが基本で、特に沖縄や奄美など暖かい海域の磯では岩の隙間に安易に手を入れないようにしてください。潮だまりを観察するときは網や道具越しに触れる習慣をつけると安全です。刺された場合は海水で患部を洗い流し、真水でこすらないようにしたうえで、痛みが強い、範囲が広い場合はただちに医療機関を受診してください。