さらし・ふきん

衛生と保存

さらし・ふきんは、容器の口に掛けて空気は通しながら、ほこりと虫は防ぐための布です。

どんなもの?

容器の口に掛けて輪ゴムで留めると、空気は通しながら、ほこりと虫は防げます。酢、コンブチャ、サワードウの種のように酸素が必要でガスも出る仕込みでは、密閉するより布が正解です。麹づくりでは、蒸した米を包んで保温にも使います。米国の大学の公的機関(NCHFP)は、清潔で厚手のタオルで容器の口を覆うと、虫とカビの汚染を防げると説明しています。

選び方

目の詰まった綿のさらしが扱いやすい。ガーゼは目が粗く、小さな虫(ショウジョウバエ)が入ることがあります。何枚か用意して使い捨てる感覚で回すほうが、清潔を保てます。目の粗いものしか無いときは、何層か重ねて使うと、空気中のカビの胞子を防ぎやすくなります——米国ペンシルベニア州立大学の公的機関が、清潔なチーズクロスを重ねて容器の口を覆う方法をすすめています。

使い方のコツ

使う前に煮沸するか、洗って完全に乾かす。半乾きの布を掛けると、その湿り気からカビます。輪ゴムやひもでしっかり留めて、隙間を作らないでください。広口のかめなど大きな容器では、ふたを閉めきらず、布をかぶせておくだけで十分です——米国ペンシルベニア州立大学の公的機関も、ふたはゆるく、または清潔な布で覆ってガスを逃がすよう勧めています。瓶のように口が狭い容器では、輪ゴムでしっかり留めるほうが虫の侵入を防げます。

手入れ・注意

柔軟剤や香りの強い洗剤で洗わない—— においが移ります。使ったあとはすぐ洗い、日に当てて完全に乾かします。海外のレビュー系チャンネル(Jennifer's Product Reviews)は、綿100%のチーズクロスを洗濯機で洗剤なしで洗い、使い込んだら鍋で煮沸して消毒していると話しています。薄い布なので乾きが早く、これも清潔を保ちやすい理由の一つです。

出典

  1. 公的機関・英語 National Center for Home Food Preservation, University of Georgia Suitable Containers, Covers, and Weights for Fermenting Food
  2. 公的機関・英語 Hirneisen A, Zepp M, LaBorde L(Penn State Extension)(2023) Let's Preserve: Fermentation - Sauerkraut and Pickles
  3. 動画・英語 Jennifer's Product Reviews Honest Review of New England Stories 100% unbleached cotton cheesecloth plus all the ways I use it