水出し茶
水出し茶は、常温以下の水にゆっくり浸けることで、渋みを抑えて甘みを引き出す淹れ方です。
写真: ありわかだ... from Taichung,Taiwan, Taiwan,R.O.C / CC BY-SA 2.0(wikimedia)使いどころ
水出し茶は、茶葉を常温以下の水に長時間浸けて成分を引き出す方法です。苦みや渋みの成分は高温でよく溶け出すため、水だけで淹れると渋みが抑えられ、まろやかで甘みを感じやすい仕上がりになりやすいとされています。熱湯で淹れると渋みが立ちやすい茶葉でも、水出しにすると印象が変わって感じられることがあります。煎茶や烏龍茶など、幅広い種類の茶葉で試されている方法です。
淹れ方
茶葉を水1リットルに対して10g前後を目安に容器へ入れ、冷蔵庫で3〜8時間置きます。適した時間は茶葉の種類や量によって変わるため、時間だけを固定に考えず、途中で味を見ながら調整するとよいでしょう。茶葉を入れたままの状態で長く置きすぎないよう、好みの濃さになったら茶葉を取り出すようにします。ポットに直接茶葉を入れる方法のほか、お茶パックに入れて沈める方法でも同じように作れます。
コツ・注意
常温で長時間放置すると衛生面のリスクが上がるため、浸けている間は必ず冷蔵庫に置きます。低温では溶け出す苦み成分が少ないぶん、渋みの少なさが際立つ一方で、香りの立ち方は温かい状態で淹れる場合より控えめになるとされています。作り置きは1〜2日を目安に飲み切ることが望ましく、時間がたつほど風味は落ちていきます。急いでいるときは、少量の湯で先に濃く出してから、氷や冷水で薄めて素早く冷やすという進め方も使われます。
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