玉露
日本茶
日光を遮って育てた、うま味の茶
どんな味?
収穫前の約20日間、茶園を覆って日光を遮って育てた茶葉です。日光が当たらないとうま味成分のテアニンが渋み成分のカテキンに変わらずに残るため、独特の濃厚なうま味が生まれます。
選び方
被覆栽培であることが表示されているもの。抹茶やかぶせ茶も同じ原理で作られます。高価ですが、少量を丁寧に淹れるお茶なので消費は速くありません。
向いている淹れ方
湯温50〜60℃、浸出時間は2分以上。煎茶よりさらに低温で、じっくり。量は少なめの湯で、濃く、少しだけ淹れます。熱い湯を使うと、玉露である意味がまったく無くなります。
保存
煎茶と同じですが、より繊細です。少量ずつ買って早く使い切るのが結局いちばんおいしく飲めます。
解説動画: 玉露は50度の湯で淹れる、湯冷ましと時間の目安/名もなき茶師 / 新井製茶
少量を濃く飲むお茶: 玉露は凝縮されたうま味を、ごく少量の湯で飲むお茶なので、煎茶と比べて小さな茶器を使うと説明している。動画で使っているのは90ccと40ccの急須。手元に玉露用が無ければ煎茶用でも構わない。水は水道水でもよいが、一度沸騰させたものを使う。
湯温の作り方: 湯冷ましは、器から器へ移すことで作る。移すたびに5〜10度下がり、撮影時は冬なので1回で10度下がる計算。100度の湯を器から器へ移して90度・80度・70度・60度と落とし、しばらく置いて50度にする。ここまで冷ましてから急須に注ぐ。
茶葉の量と待ち時間: 茶葉は1人あたり2〜3gで、ティースプーン1杯がおよそ3gの目安。3人分なら3杯を急須に入れている。浸出時間は2分。出てくるお茶は1人あたり10cc程度とごく僅かで、小さな湯のみに少しだけ注ぐ形になる。
玉露の特徴: まとめとして、被覆栽培による覆い香(青のりのような香り)と、玉露特有の甘みを特徴に挙げている。日本茶はうま味のある唯一の飲みもので、その意味で玉露は日本茶を代表するお茶だ、と締めくくっている。