被写界深度
被写界深度は、ピントが合って見える前後の幅。


意味
写真でピントが合って見える、手前から奥までの幅のこと。狭いと背景がとろけ、広いと画面の隅までくっきりする。効くのは絞り・焦点距離・被写体との距離の三つで、絞りを開けるほど、レンズが長いほど、近づくほど幅は狭くなる。ニコン(カメラメーカー)の用語集もこの三つを並べて幅を定義する。ピントの合う点から離れるほど、光の点が丸くにじむ範囲(錯乱円)が広がり、目に許せる大きさを超えた所が幅の境目になる。
出てくる場面
カメラの絞り優先モードでF値を変えると、その場で幅が変わる。単焦点レンズの箱に「F1.4」と大きく書いてあるのは、この幅をとても狭くできるという意味。スマホの「ポートレートモード」も、狭い被写界深度を合成でまねたもの。「写ルンです」のような使い切りカメラは、焦点距離を短く絞りを絞り込んで固定し、ピント調整なしで1m先からずっとピントが合うと、聞いて覚えるカメラ塾(YouTube)は説明している。
解説動画
視聴済み
0/1
の解説動画
ピントの幅を実測して確かめる被写界深度の基本
被写界深度をどう説明しているか
ピントの幅の話だと言い、ピントを合わせた所に透明な面があると思えばその面の上のものは全部合う、と実演する。レンズの縁にピントを合わせて定規を置くと、4センチ先の文字はもう合っておらず、以降はこの設定の幅を3センチと仮定して話を進める。幅が狭い・広いことを、浅い・深いと呼ぶのだと用語を結び付けている。
幅を変える三つの操作
広げたいなら被写体から離れる、レンズを広角にする、F値の数字を上げる。狭めたいなら近づく、望遠にする、F値を下げる。同じ場面でも3センチが10センチにも1センチにも変わると数字で示している。使い捨てのフィルムカメラは32mm・F10で、1メートル以上離れればどこでもピントが合うように作られていると例に挙げる。
困るのはどんな場面か
知らないと困るのは人物とテーブルの撮影だと言う。家族写真は二列に並ぶと手前か後ろのどちらかしか合わない。斜めから料理を撮れば手前の皿に合って、中央のいちばんおいしい所が外れる。その場では気づきにくいのが惜しく、家に帰ってから分かるとしている。風景は距離があり広角を使うので悩まされにくいとも言う。
その場で確かめるには
モニター画面で確認するよう勧めている。光学ファインダーはプレビュー機能がないと幅が見えず、電子ファインダーのミラーレスなら見たまま分かる、と機種による違いに触れる。実演でも開放のままだと手前しか合わず、F3から4まで絞ると垂らした蜜の先までそろったと見せている。
出典
- 資料・英語 Nikon USA Photography Glossary
- 動画 聞いて覚えるカメラ塾 【被写界深度】カメラ初心者に絶対必要なカメラスキル!ピント幅を攻略しよう!
- 動画 よっしーの写真教室 【理系で解説】絞りを開くと背景がボケる理由をわかりやすく解説!今のあなたは説明できる?
この項目が出てくる攻略
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモトラベル
ドライブの楽しみ方・温泉の分析書・建物と名画の見どころの図鑑
ドライブ152・温泉140・建物172
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
シリーズ全11本を見る


