豚汁

スープ・鍋

豚汁は、前の晩に作って、翌朝もう一度楽しめる汁物。

どんな料理?

根菜と豚肉を煮て味噌で仕上げる、寒い季節のキャンプでいちばん頼りになる汁物です。野菜が一度にとれて体が芯から温まり、人数が増えても分量を足すだけで対応できます。料理研究家リュウジは、野菜を炒めて香ばしさを出すと、豚入りの味噌汁ではなく豚汁になると話しています。英語で料理を紹介する「Just One Cookbook」のNamiさんは、海外ではあまり出されない料理だと説明しています。

材料

4人分で豚こま200g、大根とにんじん各3分の1本、ごぼう半分、こんにゃく半丁、水1L、味噌大さじ4。長ねぎと油揚げがあると味に厚みが出ます。野菜は家で切って保存袋に入れておくと現地の手間が半分になります。

作り方

鍋にごま油をひき、リュウジはごぼうを先に炒めて香りを出してから豚肉を加えます。豚肉は表面だけでなく中心の赤みが消えるまで火を通します。根菜を加えて油を回し、水かだしを注いで弱火で10〜15分、竹串がすっと通るまで煮ます。味噌は動画によって入れ方が違います。リュウジとコウケンテツは煮込みの最初から溶き入れ、Just One Cookbookは沸かすと香りが飛ぶので弱火で温めると説明しています。

コツ・注意

七味や一味、おろし生姜を添えるのがよく合うと、Cooking with Dogは説明しています。ニンニクや長ねぎは最後に入れると香りが残ると、リュウジは話しています。気温の高い時期は鍋のまま常温に置かず、粗熱を取って保冷してください。米クレムソン大学の食品安全の資料は、肉や魚などの傷みやすい食品は調理後2時間以内に冷やすよう書き、32℃を超える日は1時間以内としています。

出典

  1. 動画 料理研究家リュウジのバズレシピ ただの『肉入り味噌汁』じゃない、本当に旨い『豚汁』の作り方【至高の豚汁】『Pork miso soup』
  2. 動画 Koh Kentetsu Kitchen(コウケンテツ公式チャンネル) 【100万回再生人気レシピ!】完全保存版!旨みを引き出すコツを伝授!だし汁なしで感動的なウマさ!豚汁の作り方
  3. 動画・英語 Just One Cookbook(Nami) How to Make Tonjiru (Recipe) 豚汁の作り方 (レシピ)
  4. 動画・英語 Cooking with Dog Tonjiru with NO Added Oil Recipe (Savory Pork Miso Soup / Butajiru)
  5. 公的機関・英語 Faith C Isreal, Karen E. Jackson(Clemson Cooperative Extension Home & Garden Information Center)(2022) Food Safety for Camping

解説動画: ダッチオーブンで具材を大きく切って作る豚汁/野外料理家さくたろう

概要: 裏山に作った秘密基地でのデイキャンプで、ダッチオーブンを使って豚汁を作る回。煮干しで出汁を取り、ごぼう、大根、にんじん、長芋、ひらたけ、こんにゃく、豚肩ロースをどれも大きく切って鍋に入れ、コトコト煮込んでから味噌で仕上げるという流れ。まな板は使わず、ナイフやはさみでその場で切り分けている。

大きく切って45分煮込む: 豚肩ロースをかなり大きめに切り、それに合わせて他の材料も大きく切りそろえる。火にかけたら、肉の大きさから見て45分ほどを目安にじっくり煮込む。時間が来て大根に火が通り全体が柔らかくなっていれば味噌を入れる合図で、この回は45分でその状態になった。大きい具ほど時間はかかるが、そのぶん煮汁と一体になると説明している。

液味噌は控えめに入れて味見で足す: 味噌を溶く手間が省ける液味噌を、アウトドアでは便利だからとそのまま使っている。入れ方は目分量で、最初は軽めに入れて、味見して足りなければ追加するという進め方。出汁を取った煮干しは取り除かず、そのまま具として食べてしまう。最後にごま油を回しかけて香りを付けるのが仕上げ。

仕上がりの状態: 煮干しと野菜と豚肉の出汁が混ざり合い、汁も具もひとつの味にまとまった状態になる。大きく切ったはずの大根はとろとろに、ごぼうはほろほろに崩れる柔らかさで、大きさが気にならない。寒空の下、薪ストーブを眺めながら食べる冬のデイキャンプ向けの一品として締めくくっている。