オイルランタン

ランタン・照明

オイルランタンは、炎そのものを眺めて楽しむ灯り。

どんな道具?

灯油やパラフィンオイルを芯で吸い上げて燃やす、昔ながらの照明です。明るさは芯の出し方で変えられますが、調節できる幅はごく小さいので実用の主役にはなりにくく、炎そのものが夜の雰囲気を作ります。チキューギ.(YouTube)は、構造は昔からほとんど変わっておらず、実用ならLEDランタンを1つは持つのが王道だと話しています。亀ちゃんの外あそび(YouTube)は、扱いが難しそうで敬遠されがちだが、実際は爆発するようなものではなく、すぐ慣れると話しています。同じ動画は、ホヤ(炎を囲むガラス)もフレームで守られていて、雑に扱わなければ割れにくいと話しています。

選び方

燃料の選び方で印象が変わり、灯油は安価だがにおいが残り、パラフィンオイルはにおいが少なく澄んだ炎になります。亀ちゃんの外あそび(YouTube)は、灯油はどこでも買え、ストーブと燃料を兼用できると話しています。Lehman's(燃料も扱う販売店)は、煙の出にくい専用の燃料を勧めています。Appleら(2010)は、商いをする人が使う芯だけのランプを換気の多い所で測り、ホヤ付きの型は細かい粒子(PM2.5・PM10)を一桁減らせると報告しました。ただし0.02〜0.3μmの細かい粒子は増えたとしています。置き場所と人数に合う大きさで選ぶと失敗しません。

使い方のコツ

燃料を入れたら、すぐ火をつけずに30分〜1時間待ち、芯に燃料を染み込ませます(Lehman'sは1時間、チキューギ.は30分ほどと話しています)。点けるときは、ホヤを上げて芯を約6mm(1/4インチ)出し、炎をホヤの下に近づけてから、ホヤを下ろします。消すときは、芯を下げ、消えなければホヤを上げて息を吹きかけます。テントの中では絶対に使わないでください。NITE(製品評価技術基盤機構)は、換気の不十分な場所でたき火や調理をすると一酸化炭素濃度が上がると注意しています(ポスターは焚き火の話で、灯りには触れていません)。

手入れ・注意

燃料は使い切ってから保管すると、倒れたときのこぼれを防げます。チキューギ.(YouTube)は、ランタンは全般に気密性が低く、斜めにすると中の燃料がこぼれると話しています。Lehman'sは、勧める燃料(Aladdin)は暗く涼しい所なら数年持つと話しています。ホヤに付いたすすは冷めてから柔らかい布で拭く。亀ちゃんの外あそび(YouTube)は、週1回ほどキャンプに行っても芯を何年も替えておらず、掃除以外はあまり手がかからないと話しています。

出典

  1. 論文・英語 Apple J ほか(2010) Characterization of particulate matter size distributions and indoor concentrations from kerosene and diesel lamps
  2. 公的機関 製品評価技術基盤機構(NITE) テント「1. 一酸化炭素中毒に注意」
  3. 動画・英語 Lehman's How to Use an Oil Lantern
  4. 動画 亀ちゃんの外あそび 【優しい光】オイルランタン買おうか迷ってる人必見!使い方や疑問を徹底解説!
  5. 動画 チキューギ. ランタンがキャンプで必要なワケとは?種類や特徴、使い方を解説|ソロキャンプからファミリーキャンプまで使える

解説動画: オイルランタンの給油から点火までの手順/ハマダアヤノチャンネル

概要: キャンプを始めたばかりの投稿者が、オイルランタンに初めて火を入れるまでを実演する回。燃料を入れるところから芯出し、点火、火力調整までを順に追っていく。一度自分で通してみれば次からは迷わない程度の作業だが、最初は何も分からないので一つずつ確かめたい、という視点で進む。

燃料の入れ方: まず本体下部の燃料キャップを外し、オイルランプ専用のオイルを注ぐ。入れる量は八分目までで、口いっぱいまでは満たさない。注ぎ終えたらキャップをしっかり閉め直す。ここまでが火を入れる前の準備で、この段階では特に難しい操作はない。

芯を出して火をつける: 側面のレバーを押し上げるとホヤが持ち上がり、その位置でロックがかかる。つまみを右に回すと芯が上がってくるが、芯を出しすぎると煤が大量に発生するため、ほんの少し顔を出す程度にとどめる。火をつけたらホヤを下ろし、レバーをロックして点灯が完了する。明るさは同じつまみで芯の高さを変えて調整し、小さめにすると落ち着いた灯りになる

熱くなる場所: 点灯すると熱が上へ抜けていくため、ホヤを支えるリングと天面のベンチレーターがかなり熱くなると説明書にも書かれていることを確認している。灯し始めてからこの部分を扱うときは、素手で握らないよう気をつけたい部位として挙げられている。