LEDランタン

ランタン・照明

LEDランタンは、最初の一灯として選ばれる灯り。

どんな道具?

電池や充電池で光る照明です。燃料を燃やさないので、テントの中でも安心して使えます。倒れても火事の心配が少なく、明るさや光の色を切り替えられる製品も多いです。テーブル用の小さなものから、サイト全体を照らす大型まで幅があり、置く場所と人数に合う大きさを選ぶのが基本です。ガスやオイルのように燃料を補う手間がなく、スイッチを入れるだけですぐ使えるのが強みです。同じ一台でも、暗い設定と明るい設定で役目を変えられるのがLEDランタンの使いどころです。

選び方

明るさはルーメンで示されますが、Camping Guidance(チャンネル名)は、12機種を照度計で測り、表示が600ルーメンの機種がほぼ1000ルーメンだったと説明しています。いちばん暗い設定まで下げられるかも見てください。2ルーメンまで落とせる機種を寝る前の灯りに向くとし、段階式より連続して調整できるものを好ましいとしています。防水はIPの等級と、雨の中で使えるかの両方で見ます。IPX4の機種も、強い雨の試験のあと内部に水が入ったと報告しています。内蔵の電池を外して替えられるものは珍しく、12機種のうち18650電池を外せたのはLedlenser ML6だけです。

使い方のコツ

Camping Guidance(チャンネル名)は、12機種を最も暗い設定と最も明るい設定で点灯時間を計り、最も明るい設定では3〜5時間、最も暗い設定では数百時間から約26日だったと報告しています。使うときは、最初から最大にせず、中間の明るさから始めると点灯時間が長く保てます。タープの端に付けて横から照らすと、間接照明のように雰囲気が出せます。winpy-jijii(チャンネル名)は、この使い方を実演しています。移動や手元の作業はヘッドライトに任せます。

手入れ・注意

長く使わないときは乾電池を抜いておくと、液漏れによる故障を防げます。NITE(製品評価技術基盤機構)は、充電式のLEDライトを他製品の充電器で充電すると、過充電で発火するおそれがあると注意しています。充電は付属の充電器で行い、充電中は放置せず、近くに燃えやすい物を置かないようにします。winpy-jijii(チャンネル名)は、生活防水の機種なら、雨の飛沫は問題ないと話しています。雨に濡れたら拭いて乾かし、汚れは乾いた布で落としてからしまいます。

出典

  1. 動画・英語 Camping Guidance The 12 Best Rechargeable LED Lanterns for Camping (Bought & Tested!)
  2. 動画 winpy-jijii WAQ LEDランタン2、これ一個でキャンプが出来た。
  3. 公的機関 製品評価技術基盤機構(NITE)(2022) 充電器の使い回しで充電式ライトが発火 ~本末転倒な防災準備にならないために~

解説動画: キャンプ照明の種類とLEDランタンの選び方/GOLDEN

概要: 持ち運びできる照明器具をまとめてランタンと呼ぶ、という整理から始まり、実物を並べて種類ごとの特徴を説明する回。オイル(灯油)式、電池式のLED、ガス式、ガソリン式があり、明るさも扱いやすさも大きく違う。最後は暗いところで実際に点灯させ、明るさの違いを比べている。

燃料ごとの明るさと手間: オイルランタンは元々船などで使われていたもので、下のタンクの燃料が芯を伝って燃える。ろうそくのようにゆっくり広がる光で明るさは控えめだが、雰囲気づくりに一台あってよい。ガス式とガソリン式はマントルという発光体を使い、圧力をかけて霧状にした燃料を燃やす仕組みで、一台でテント周りを十分に照らせる明るさがある。ただし着火やメンテナンスの手間があり、ガソリンよりガスの方が扱いやすい。

最初の一台はLEDが無難: これから照明を買うならLEDが使いやすく安全だとしている。昔は白色の光ばかりだったが、今は電球色の柔らかい製品も多い。ただし電池式のLED一台でサイト全体をまかなうのは厳しいので、テント内に吊るす小型ライト、夜の片付けやトイレで使うヘッドライト、探し物に便利なスティック型ライトなどをサブとして組み合わせるとよい。

吊るして上から照らす: ランタンは光が360度に広がる構造のため、吊るすと真下に光が届きにくいという弱点がある。調理や肉を焼く場面は上から光が当たる方が見やすく、家庭の天井照明と同じで上から照らす配置が効率的だとしている。キャンプには天井がないので、三脚のようなランタンポールのフックに吊るす、タープのポールの間にロープを張って吊るす、スクリーンタープなら天井から吊るす、といった方法をとる。