ガスランタン
ランタン・照明
燃える灯りのいちばん手軽な形
どんな道具?
カセットガスやアウトドア用のガス缶を燃料に、マントルと呼ばれる網を白熱させて光らせる照明です。炎ならではの明るさと揺らぎがあり、まわりをほんのり暖めます。着火が簡単なので、燃焼式の灯りの入り口になります。
選び方
手持ちのバーナーと同じ規格の燃料が使えるものを選ぶと、缶を共通化できて荷物が減ります。明るさはワット数や燭光で示され、テーブル用と全体照明では必要な量が違います。点火装置が内蔵されていれば、着火のたびにライターを探さずに済みます。
使い方のコツ
マントルは初回に空焼きして灰の形にしてから使う消耗品です。テントの中や、四方を閉じたシェルター・スクリーンタープの中では燃焼式の照明を使わないでください。一酸化炭素がたまります。開いたタープの下でも幕から十分に離して吊るさないと、熱で穴が開き引火します。就寝前には必ず消火します。
手入れ・注意
片づけるときはガス缶を必ず本体から外してから収納してください。空焼き済みのマントルは軽い衝撃で崩れるため、予備を一つ持っておくと現地で困りません。ホヤと呼ばれるガラス部分は、冷めてから柔らかい布で拭きます。
解説動画: ガスランタンの使い方(マントル装着から片付けまで)/コールマン ジャパン 公式
概要: 扱いやすいLPガスを使う320キャンドルパワーの大光量ランタンを題材に、準備から点火、片付けまでの手順を順番に見せる公式の解説。ベンチレーター・グローブ・ガードが一体構造になっていてマントルの装着がしやすい作りで、自動点火装置を備え、器具栓つまみひとつで点火・消火・光量調整まで行える。
ガスカートリッジの取り付け: 最初に本体下部のカートリッジ接合部にあるOリングとシーリングに損傷がないことを確認する。次に器具栓つまみを右へ止まるまで回し切り、栓が完全に閉じていることを確かめる。そのうえでガスカートリッジを水平にし、接合部に対して垂直に当ててから右へ回し、完全に止まるまで確実にねじ込む。
マントルの装着と空焼き: ベンチレーターナットを外し、グローブガードとグローブを真上に引き抜いて外す。マントルは糸が垂直になるようにして、上下のワイヤークリップをバーナー頭部とマントルサポートの溝に合わせ、ひねって固定する。そのあと下部から均等に火をつけて完全に灰になるまで燃やす。偏った空焼きは破損の原因になり、途中で点火すると縮んでいびつな形になる。空焼きしたマントルはもろく、強い衝撃どころか指先が触れただけでも簡単に壊れる。
点火・消火とカートリッジの保管: グローブとガードを元通りに戻し、ガードワイヤーを所定の位置にはめてベンチレーターナットを締める。点火は器具栓つまみを左へゆっくり回してガスを出し、イグナイターボタンをカチッと音がするまで確実に数回押す。光量はつまみを左右に回して調整し、消火はつまみを右へ止まるまで回す。カートリッジは垂直に左へ回して取り外し、容器キャップをして風通しがよく湿気の少ない40度以下の場所に保管する。容器キャップは使い切らなかったときに必要になるので必ず取っておき、本体は付属のソフトケースに入れてしまう。