麻ひも

焚き付け・着火材

麻ひもは、ほぐせば火花で燃える万能のひも。

特徴

園芸や梱包に使うジュートなど天然素材のよりひもで、ホームセンターで手軽に手に入ります。FloridaBoy Survivalは三〜四インチ(約8〜10cm)に切り、よりと逆向きにひねって両端を軽く引くと毛のようにばらけると実演し、もう少し長いほうが楽だと話しています。見た目の似たビニールひもは燃やさないでください。仙台市は、たき火が例外で認められる場合でも廃ビニールの焼却を禁じています。

燃え方

よりをほどいて毛羽立たせた四本ぶんを小さな玉にまとめ、FloridaBoy Survivalはファイヤースターターの火花を当ててすぐ炎が上がる様子を見せています。玉はしばらく燃えたあと燃え尽きかけました。一巻きからこうした玉が何度も作れる、とも話しています。燃え尽きる前に火が移るよう、細い焚き付けを先に組んでから点火します。

向いている使い方

FloridaBoy Survivalは、雨に降られて薪がぬれた場面の備えとして、ベルトに一巻き入れておく使い方を紹介しています。麻ひもを売るCoalcracker Bushcraftの店のブログは、同店の190フィート(約58m)巻きが約130gと軽く、ろうやワセリンにひたすと燃える時間が延びると書き、灯芯や結束にも使えるとします。

出典

  1. 動画・英語 FloridaBoy Survival The Dollar Tree Fire - How to make a Fire with Jute Twine
  2. 公的機関 仙台市(2026) 廃棄物の野外焼却は法律で禁止されています
  3. 資料・英語 Coalcracker Bushcraft(麻ひもを売る店のブログ・利害あり)(2021) The Multiple Uses of Jute Twine

解説動画: ワックスを染み込ませた麻ひもの着火材を使う/えいCAMPちゃんねる

概要: 防水ワックスを染み込ませた麻ひもと、アルミの筒を組み合わせた着火ギアの紹介。ワックスのおかげで水に強く、それでいて火がつきやすい。筒から出した麻ひもに火を移して使う道具で、ライターやマッチでも点くが、ファイヤースターターとの相性がよいと勧めている。

使い方: まず麻ひもの先をねじってほぐし、ふわふわの状態にする。ほぐした繊維にファイヤースターターの火花を落とすと着火する。火のついた麻ひもからオイルランタンに火を灯したり、焚きつけ用の細い薪に火を移したりできる。

燃焼時間と火力調整: 燃焼時間は60分以上と長い。アルミの筒から出す麻ひもの長さを変えれば炎の強さも変えられ、消すときは麻ひもを筒の中に引き込むだけでよい。消した直後の筒はさほど熱くならず、握っても火傷の心配は少ないと話している。

使える回数の目安: 1回1分の使用なら計算上60回分だが、実際は1回使うごとに1センチほど切り詰めるので30回程度と見ている。麻ひもは約35センチ、筒は8センチ、総重量16グラムと軽い。筒は火吹き棒としても使えるとされるが、短くて火傷しそうなので自分は使わないとのこと。麻ひもだけ買い足せば筒は繰り返し使える。