麻ひも

焚き付け・着火材

ほぐせば火花で燃える万能ひも

特徴

園芸や梱包に使うジュートなど天然素材のよりひもで、ホームセンターで手軽に手に入ります。十センチほどに切ってよりをほどき、繊維を鳥の巣のようにふわふわに広げれば火口になります。見た目の似たビニールひもや化繊ロープは溶けて有毒な煙を出すので使えません。

燃え方

ほぐした繊維は火花が触れた瞬間に赤い火が走り、そっと息を吹き込むと炎に変わります。燃焼時間は十数秒と短いので、火が上がる前に細い焚き付けを添えておくことが前提です。よったままの状態では煙るだけで、なかなか燃え上がりません。

向いている使い方

着火の一番手として使えるうえ、タープの自在の代用やギアの補修にも回せるので、一巻き持っておくと出番が多い素材です。ワセリンやリップクリームを揉み込んでおくと防水になり、燃焼時間も一分ほどまで伸びます。数本ずつ小分けにしておくと雨の日に慌てません。

解説動画: ワックスを染み込ませた麻ひもの着火材を使う/えいCAMPちゃんねる

概要: 防水ワックスを染み込ませた麻ひもと、アルミの筒を組み合わせた着火ギアの紹介。ワックスのおかげで水に強く、それでいて火がつきやすい。筒から出した麻ひもに火を移して使う道具で、ライターやマッチでも点くが、ファイヤースターターとの相性がよいと勧めている。

使い方: まず麻ひもの先をねじってほぐし、ふわふわの状態にする。ほぐした繊維にファイヤースターターの火花を落とすと着火する。火のついた麻ひもからオイルランタンに火を灯したり、焚きつけ用の細い薪に火を移したりできる。

燃焼時間と火力調整: 燃焼時間は60分以上と長い。アルミの筒から出す麻ひもの長さを変えれば炎の強さも変えられ、消すときは麻ひもを筒の中に引き込むだけでよい。消した直後の筒はさほど熱くならず、握っても火傷の心配は少ないと話している。

使える回数の目安: 1回1分の使用なら計算上60回分だが、実際は1回使うごとに1センチほど切り詰めるので30回程度と見ている。麻ひもは約35センチ、筒は8センチ、総重量16グラムと軽い。筒は火吹き棒としても使えるとされるが、短くて火傷しそうなので自分は使わないとのこと。麻ひもだけ買い足せば筒は繰り返し使える。