色相
色
赤・青・黄という色みそのもの
どういう意味か
赤、黄、緑、青、紫と移り変わって、また赤に戻る。この色みそのものの違いが色相で、明るさや鮮やかさを別に数えるのがこの言葉の役目になる。輪の形に並べたものが色相環で、向かい合う位置にあるのが補色、隣り合う位置にあるのが類似色。
どこで出てくるか
画材店の絵の具は色相の順に並んでいることが多く、写真の編集アプリでも「色相・彩度・輝度」の三本組の先頭に出てくる。建築や塗料の色指定に使う5R 4/14のような記号は、前半のRやYが色相の系統を指し、続く4と14が明度と彩度にあたる。
使い方
「この絵は青っぽい」で止まらず、青のどのあたりを使っているかまで言えるようになる。使う色相を二つか三つに絞ると画面はまとまり、反対側の色を一点だけ足すと主役が浮く。写真では明るさを動かさずに色相だけずらして、空や葉の色を寄せられる。
解説動画: 時計の文字盤に置き換えて12色相環を覚える/ほいくんの保育士チャンネル
何を覚えるための動画か: 扱うのは12色の色相環で、24色相環はデザインやファッションの領域だとして外している。覚え方は時計の文字盤への当てはめで、文字盤の位置と色を結びつけて並び順ごと頭に入れる進め方。先に基準になる色だけを置き、残りは規則で埋めていくという組み立てで説明している。
先に置く5色: まず9時に赤、12時に黄を置き、二つ合わせて「秋」と覚える。次に12時から一つ飛ばした2時に緑。さらに9時から時計を遡って7時に紫、5時に青を置く。この5色だけを先に置くのが要で、残りの色はここから導けるようにしてある。
残りを埋める規則: 間の色は、挟んでいる二色を足した名前になる。黄と緑の間の1時は黄緑、赤と紫の間の8時は赤紫、紫と青の間の6時は青紫。残る10時と11時は橙の並びで、赤に近い10時が赤橙、黄に近い11時が黄橙になると説明している。
ここだけ逆になる: 3時と4時だけは足し算の並びから外れる。3時が青緑、4時が緑青で、近いほうの色を先に読む感覚とは入れ替わる。遠いほうの色から先に書くと覚えると間違えにくい、という言い方で注意を促している。