B と V の混同

子音の混同

唇を閉じるか、歯を当てるか

どうなりがち?

very が berry に、vote が boat に聞こえます。カタカナで「ヴ」と書いても、実際には「ブ」を出していることが多い課題です。

なぜ起きる

日本語には /v/ がなく、バ行(両唇を閉じて弾く)で代用するためです。/b/ は唇と唇、/v/ は上の歯と下唇という、接触する場所そのものが違います。

直し方

上の前歯を下唇に軽く当てて、そこから息と声を通す。この形さえ作れば /v/ になります。鏡で「歯が下唇に乗っているか」を確認すると一発で分かるので、直しやすい課題でもあります。

練習語

very / berry / vote / boat / vase / base / save / Abe / love, live, have

解説動画: 唇を閉じるBと、歯を近づけるVの作り分け/英語発音専門ドクターDイングリッシュ

口の形が違う: b は上下の唇をしっかり合わせ、息をせき止めてから出す音。v は唇同士を触れさせず、上の前歯を下唇に近づけるだけの音。唇を噛むように強く当ててしまうと破裂音っぽくなるので、噛まずに下唇の湿った面へ軽く近づけ、その隙間から息を漏らすのが正しい形だと説明している。

破裂音か摩擦音か: 口の形が違うというだけではなく、音の種類そのものが違うとしている。b は息をせき止めて一気に破裂させる破裂音で、出す直前に音がいったん止まる。v は息を止めずに摩擦を起こす摩擦音なので、鳴っている間ずっと音が止まらない。口の形を v にしても破裂音っぽく出せば b に聞こえてしまう。

交互に出す練習: b と v をつなげ、「ブ・ヴ・ブ・ヴ」と交互に繰り返すエクササイズを勧めている。狙いは口の形の確認ではなく、b の前では息が止まり、v に移ると音が止まらない、という切り替えを体で覚えること。大げさにやるほど違いがはっきりしてくるとしている。

語尾と、続けて出るとき: 語尾の b は破裂させず、唇を閉じたところで終える。語尾の v は摩擦の息が漏れたままにする。b と v が続けて出てくる語やフレーズでは、どちらかに引きずられて両方が同じ音になりやすいため、単語から短いフレーズへと段階を追って練習する構成になっている。