純系(pure lines)
意味
純系は、自家受精や近親交配を重ねて、同じ遺伝子型に揃った個体の集まりである。
解説
純系は、自家受精を重ねてホモ接合体にした1個体の子孫で、遺伝子型がそろっている。デンマークのヨハンセンは1900年代初め、インゲンマメの種子の重さを世代ごとに測り、同じ純系の中のばらつきは遺伝せず環境による差だと示した。
この研究は、遺伝と環境による変化を区別する考え方の土台になった。純系は遺伝的に均一なので、交配実験の親や、一代雑種をつくる親系統として育種に使われる。
出典
AGROVOC: pure lines https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_6376
Wilhelm Ludvig Johannsen (1857-1927) https://embryo.asu.edu/pages/wilhelm-ludvig-johannsen-1857-1927
Commentary: Wilhelm Johannsen and the problem of heredity at the turn of the 19th century https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4258775