水耕(hydroponics)

意味

水耕は、土を使わず肥料を溶かした培養液だけで植物を育てる栽培法である。

解説

培養液を薄い水深で流し続ける薄膜水耕(NFT)や、根全体を培養液に浸す湛液型水耕(DFT)などの流動法と、毛管水耕やエアロポニックス(霧状の培養液を根に吹きかける方式)などの静置法に分かれる。肥料は水を腐らせず根を傷めない無機肥料が基本で、有機質肥料を使うには微生物であらかじめ分解しておく技術が必要になる。

根の状態や発芽のようすを目で確かめやすく、土を使う鉢植えより管理がしやすいという利点がある。東日本大震災では津波で塩害を受けた農地の対策として水耕が注目され、生産施設の整備費用が復興交付金の対象になった。

出典

AGROVOC: hydroponics https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_3734

水耕栽培 https://ja.wikipedia.org/wiki/水耕栽培