ロープワーク図鑑 | オトモネイチャー

エバンスノットは、引けば締まる調節できる輪を作る結び方。

エバンスノット
写真: Der Barbar / CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

使いどころ

木やペグに掛けてきゅっと締めたいときに使う、輪の大きさが変えられる結びです。掛けてから元側を引くだけで締まるので、手探りの暗い中でも手早くタープの張り綱を支点に固定できます。荷重で締まる結びはスリップノットではなく引き縄(noose)として働き、この輪も引き縄に近い動きをします(Animated Knots by Grog)。

結び方

先端に巻きつけるぶんの長さを残し、元側の上に交差させて人差し指で輪を作ります。その指に先端を二回巻きつけ、指を抜いて空いた輪へ先端を通して締めます。先端を二つ折りにして通せば引き解け版になり、先端を引くだけで外せます(POLALOP)。できあがりは表がバツの形、裏は二本の紐が並んだ形に整います(結び方ナビ)。

コツ・注意

締まる結びなので細い枝や中身の詰まった袋には深く食い込みます。締め付けたくない相手にはもやい結びを使い分けてください。屋外で雨に濡れると引き締まり、外しにくくなります(ひとり親方ロープワーク)。折り返して結ぶ引き解けの形にしても、強く荷重がかかった結びは外しにくいままです(Animated Knots by Grog)。

もやい結び
もやい結び写真: Markus Bärlocher / Public domain

解説動画

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引くと締まる輪を作るエバンスノット 立ち木への結び方と引き解け版

概要

紐やロープの先端に輪をつくるエバンスノットの結び方を解説している。強度がありながら元紐を引くだけで輪の大きさを自由に変えられるのが特徴で、棒や立ち木にロープを結びつける場面のほか、キャンプの張り綱にも便利だと紹介している。ペグが打てない場所で石を重しにしてテントを固定する、といった使い方も挙げている。

8の字に交差させるまで

紐の先端が右側に来るように一本を折り返す。先端側は少し長めに取っておくと結びやすい。先端を左の元紐の上に重ねて左へ持っていき、次は今重ねた紐の手前を通るように元紐の下をくぐらせて右へ折り返す。さらにその紐の上を通して左へ、最後は元紐の裏側を通って右へ戻すと、紐が数字の8の字に交差した形になる。

交点に通して締める

8の字の中心でバツに交差している紐のすぐ下へ先端を通し、一番手前まで抜いてくる。二本のうち右側の紐を引いて締めると、表はバツの形、裏は二本の紐が並んだ形に整う。あとは元紐を引くだけで輪が締まっていく。立ち木や棒に結ぶときも向こう側から回してくるだけで手順は同じで、慣れればすっすっと手早く結べるようになる。

解き方

何にも掛けずに輪のまま結んだ場合は、元紐を最後まで引き抜けばするりと解ける。物に結びつけているときはその方法が使えないので、裏側で交差している結び目の紐を一本ずつつまんで引き、少しずつ緩めてから先端を抜く。しっかり締まっているぶん、解くには手間がかかると説明している。

引き解けにする結び方

撤収を早くしたいときは引き解け版にする。8の字に交差させるところまでは同じで、先端をそのまま通さず二つ折りにしてから交点のすぐ下へ通し、手前に抜いてから右側の紐を引き締める。元紐を引いて輪の大きさを変えられる点は変わらず、解くときは先端を引くだけで一気に外れる。

出典: 結び方ナビ 〜 How to tie 〜(YouTube)で動画を見る ▶

出典

  1. 資料・英語 Animated Knots by Grog Slip Knot
  2. 動画 ひとり親方ロープワークROPEWORK ロープワーク 紐を引くと輪が締まる便利な結び方【馬つなぎ・エバンスノット】How to tie Hitching tie and Evans knot
  3. 動画 POLALOP / ポラロップ エバンスノットの結び方!(二重止め結び) Evans Knot
  4. 動画 結び方ナビ 〜 How to tie 〜 エバンスノット(二重止め結び)の結び方 簡単で分かりやすく解説! Evans Knot

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