指数図鑑

日経平均株価(日本)

日経平均株価は、プライム市場の225銘柄の株価を平均する指数です。東京証券取引所プライム市場から選ばれた225銘柄の株価をもとに算出される指数です。1950年から続いており、日本経済の体温計として最も広く使われています。選定は日本経済新聞社が行い、年1〜2回見直されます。

TOPIX(日本)

TOPIXは、東京証券取引所の上場株を時価総額で加重する指数です。東京証券取引所の上場株を対象にした、浮動株調整の時価総額加重の指数です。1968年1月4日の時価総額を100とし、算出は1969年7月に始まりました。従来は市場第一部の全普通株が構成銘柄で、2022年10月7日時点は2,168銘柄です。…

JPX日経インデックス400(日本)

JPX日経インデックス400は、ROEや営業利益を点数化して400社を選ぶ指数です。東証の上場会社から3年間の売買代金と時価総額で1,000社に絞り、3年平均ROE(自己資本利益率)・3年累計の営業利益・時価総額の順位を40%・40%・20%の配点で点数にして400社を選ぶ指数です。2014年に算出が始まり…

東証グロース市場250指数(日本)

東証グロース市場250指数は、新興企業の時価総額上位250銘柄で作る指数です。東証グロース市場の時価総額上位250銘柄で構成される指数です。市場再編で2022年4月にマザーズ市場が廃止された後も算出は続き、構成銘柄の見直しを経て2023年11月6日に旧・東証マザーズ指数から名称が変わりました。…

S&P500(米国)

S&P500は、米国を代表する500社を時価総額で加重する指数です。米国を代表する500社で構成される、浮動株調整の時価総額加重指数です。構成銘柄はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの指数委員会が選定・維持し、米国企業であること・4四半期連続の黒字・浮動株の比率50%以上などの基準を満たす必要があります。…

NASDAQ100(米国)

NASDAQ100は、ナスダックの金融業を除く時価総額上位100社の指数です。米国のナスダック系の取引所を主な上場先とする、金融業を除く時価総額上位100社の指数です。REITとSPACは入れませんが、外国企業は預託証券(ADR)の形でも入れます。上場する株を広く含むナスダック総合指数とは別の指数です。…

ダウ工業株30種平均(米国)

ダウ工業株30種平均は、米国の代表30社の株価を平均する1896年から続く指数です。米国を代表する30社の株価平均から算出される指数です。1896年から続く世界最古級の株価指数で、ニュースでの露出は最も多い部類に入ります。名付け親は記者チャールズ・ダウで、名前には事業パートナーのエドワード・ジョーンズも入っています。…

ラッセル2000(米国)

ラッセル2000は、米国株の上位1,000社を除いた約2,000社の小型株指数です。米国の上場株を時価総額の順に並べ、上位3,000社のうち上位約1,000社を除く下位約2,000社で構成される小型株指数です。1984年に始まり…

米国株式市場全体型の指数(米国)

米国株式市場全体型の指数は、大型から小型まで米国株をほぼ丸ごと含む指数群です。米国の上場企業を大型から小型までほぼすべて含む設計の指数群です(CRSP US Total Market など)。S&P500の500社に対し、3,000〜4,000社規模を対象にします。CRSP の方法書(2018年1月版)は…

MSCI ACWI(全世界株式)(世界・新興国)

MSCI ACWI(全世界株式)は、先進国と新興国の大型・中型株をまとめた指数です。MSCIが算出する、日本を含む23の先進国と24の新興国の大型・中型株の指数です。銘柄数は2,458で、世界の投資できる株式の約85%を対象にするとMSCIは説明しています(2026年8月末)。…

MSCIコクサイ(先進国株)(世界・新興国)

MSCIコクサイ(先進国株)は、日本を除く先進国22か国の大型・中型株の指数です。MSCIが算出する、日本を除く先進国22か国の大型・中型株の指数です。日本を含む23か国のMSCIワールドから日本を引いた形で、銘柄数は1,114です(MSCIのページ、2026年8月末)。…

FTSEグローバル・オールキャップ(世界・新興国)

FTSEグローバル・オールキャップは、小型株まで含む最も広い世界株の指数です。先進国・新興国の大型・中型に加えて小型株まで含む指数で、マイクロ株(超小型)は含みません。FTSE Russell(指数の提供元)の公表では、2026年3月時点の銘柄数は10,190で…

MSCIエマージング(新興国株)(世界・新興国)

MSCIエマージング(新興国株)は、新興国24か国の大型・中型株の指数です。MSCIによると、新興国24か国の大型・中型株を捉え、各国の浮動株調整後の時価総額の約85%をカバーする指数です。2026年8月末は1,178銘柄・時価総額12.33兆ドルで…

世界国債インデックス(債券・REIT・商品)

世界国債インデックスは、先進国の現地通貨建て国債をまとめた指数です。各国の現地通貨建て・固定利付きの国債でできた指数で、1986年にソロモン・ブラザーズが作り、いまはFTSE Russell(指数の提供元)が運営します。2026年3月末は1,423銘柄・時価総額約34兆米ドルです。同社は…

米国総合債券インデックス(債券・REIT・商品)

米国総合債券インデックスは、米ドル建ての国債・社債・住宅ローン債券をまとめた指数です。ブルームバーグが算出する、同社が旗艦の指標と位置づける米ドル建て・固定利付き・課税の債券の指数です。格付けがBBB-(ムーディーズはBaa3)以上の投資適格だけを対象に、米国債・政府関連債・社債と…

東証REIT指数(債券・REIT・商品)

東証REIT指数は、上場するJ-REIT全体の値動きを時価総額で示す指数です。東京証券取引所に上場するJ-REIT(不動産投資信託)全体の値動きを示す、時価総額加重型の指数です。2003年3月末の時価総額を1000として、2003年4月1日から算出が始まりました。個々の銘柄は…

商品指数(コモディティ指数)(債券・REIT・商品)

商品指数(コモディティ指数)は、原油や金属、穀物の先物価格をまとめた指数です。原油・天然ガス・金属・穀物などの先物価格をまとめた指数です。S&P GSCI は1991年に生まれ、生産量や流動性などを重みの目安にします。2010年の業界誌の解説ではエネルギーがしばしば6〜7割を占め…

時価総額加重(指数のしくみ)

時価総額加重は、各銘柄の時価総額に比例して組入比率を決める方式です。各銘柄の時価総額(株価×発行済株式数)に比例して組入比率を決める方式で、時価総額が2倍の会社は比率も2倍になります。TOPIXやS&P500をはじめ、世界の主要な指数はほぼこの方式です。内部者などが持ち続ける株を除く浮動株調整を加えるのが現在の標準で…

株価平均型(指数のしくみ)

株価平均型は、構成銘柄の株価を足して調整用の除数で割る方式です。構成銘柄の株価を足して、調整用の除数で割る方式です。日経平均株価とダウ工業株30種平均がこれにあたります。日本経済新聞社の算出要領によると、日経平均は基本的に単純平均の考え方が土台で、除数は算出の当初、銘柄数と同じ225でした。銘柄を入れ替えると…

銘柄入れ替えとリバランス(指数のしくみ)

銘柄入れ替えとリバランスは、指数が構成銘柄と比率を定期的に見直す仕組みです。指数は固定ではなく、定期的に構成銘柄と比率が見直されます。基準を満たさなくなった銘柄は外れ、新しい銘柄が入ります。この作業自体が、指数の成績に影響します。日経平均の定期見直しは毎年4月と10月です(日本経済新聞社の算出要領、2025年7月版)。…