K-POP
世界の曲
歌とラップが交互に来る、動きの多い曲
どんなジャンル?
一曲の中で歌う人が何度も入れ替わる構成が基本で、独唱とラップと全員の部分が短く切り替わります。日本語の版と原語の版が両方収録されていることもあり、同じ曲でも言葉の詰め方が違います。低音から高音まで一曲で使うため音域の幅も広く、振り付けごと覚えている人には歌だけが別物に聞こえます。
歌い方のポイント
歌う前に担当が替わる場所に線を引きます。人が入れ替わる継ぎ目は、そのまま息を吸える休符として使えます。ラップは音程を追わず、裏拍の取り方で拍だけ合わせれば成立します。声が重なる部分は上を取らず、主旋律だけ拾うと体力が持ちます。切り替わりの前に一音だけ確かめる習慣をつけると落ち着きます。
選ぶときの目安
一人で全部を歌い切る前提で選ぶかどうかが分かれ目です。友人と分担できるならデュエットの形にすると難易度は一気に下がります。原語で歌う場合は表示がハングルか読み仮名かで負担が変わるため、初回は日本語の版から入る手も現実的です。短い版が収録されていない曲も多く、四分前後かかる前提で時間を見ておきます。
つまずくところ
振り付けごと再現しようとすると息が上がって歌えません。座って歌う前提で選ぶのが無難です。曲によっては間奏が長く、画面だけ進んで置いていかれたように感じることもあります。歌わない小節は休憩の取り方と割り切り、肩を下ろして待つようにしてください。立って歌うなら、空いた手は下ろすほうが息が入ります。
解説動画: 推しYouTuber~K-POP風に歌うコツを直伝!【SAKIKO】編②~/駐日韓国文化院 주일한국문화원
息漏れ声と芯のある声: 韓国のシンガーは息をたっぷり含んだ声の使い方がうまく、これで歌うとか弱く切ない雰囲気が出る。ただし張ったり息を吐きすぎると喉の負担が大きい歌い方なので、自分の中で息の量をセーブしてから歌う。実際の曲では固い芯のある声も必ず併用されるので、片方しか出せない人は両方を出せるようにしておくことを勧める。
音は上から降りて取る: 韓国風に聞こえる音の取り方として、狙った音へ上から降りて入る入り方を挙げる。実演は短い一語だけで、講師自身もめちゃくちゃ簡単だと言う。曲じゅうでやるものではなく要所要所のアクセントとして差し込むと、それらしい表情になるという扱い。
泣きボイスの作り方: 感情を強く出す韓国のシンガーにほぼ必ず入るものとして「泣きボイス」を挙げる。中身は裏声から地声へ引っくり返す動きで、講師は解説でこれを渦巻き状の矢印で表している。難易度は高いが、最初は大げさすぎるほど掛けること、慣れてきたら大げささを削って自然に近づけることを勧める。
語尾を息で処理する: フレーズの終わりを息で処理するやり方には2種類ある。息だけでふっと抜いて終わるものと、息に裏声を混ぜて終わるもので、後者は難易度が上がる。同じ曲のサビでも一回目と二回目で別の処理が使われている例を続けて歌い比べ、視聴者に聞き分けさせるという進め方をしている。
発音を飛ばさない: 発音が崩れるとその言語独特のリズムが出ないうえ、聞く側が集中できない。外国の人が日本語の曲を発音めちゃくちゃで歌ったら気になるのと同じだ、と言う。生徒に多いのはパッチムを飛ばして別の単語になる状態で、一つずつゆっくり発音する練習と、自分の声を録って原曲と聞き比べるところまでをセットにするよう求める。