アイドルソング
日本のポップス
覚えやすい旋律と掛け声で場が動く曲
どんなジャンル?
歌い手の姿を見せることが前提の曲で、旋律は覚えやすく素直です。音域は広くとらず、同じ形が何度も戻るので、初めて聴いた人でも二番から口ずさめます。いっぽうテンポは速めで、1分間に150拍前後まで上がる曲もあり、合いの手や掛け声が最初から曲の一部として組み込まれています。
歌い方のポイント
音を当てることより、言葉を粒立てて出すほうが効きます。速い箇所で口を大きく動かすと遅れるので、あごは小さく、舌先だけで刻む。滑舌の練習をそのまま持ち込める場面です。息継ぎは短く鋭く、一小節の切れ目で取り、掛け声は一人で抱えず席の人に渡すと曲の形が保てます。
選ぶときの目安
旋律が素直なので練習の一曲目に向く反面、テンポで振り落とされます。目安は、原曲を流しながら歌詞を声に出して読む試しで、これで間に合わなければ歌ってもまず間に合いません。高さが足りない人は下げる前に、高い曲が出ないときの対処を見てから決めると選択肢が増えます。
つまずくところ
速さに引っぱられて全部の音が前に出ると、聴いている側にはただ急いでいるようにしか届きません。拍の頭を体で数え、遅れる勇気を持つほうが揃います。もうひとつ、掛け声で声を張り上げると喉が乾いて高音が出なくなるので、そこは軽く当てる程度にとどめます。