株価平均型
指数のしくみ
計算が簡単だった時代の名残
何を集めた指数?
構成銘柄の株価を足して、調整用の除数で割る方式です。日経平均株価とダウ工業株30種平均がこれにあたります。計算機が無い時代に、手計算でできることが最大の利点でした。
算出のクセ・中身の偏り
1株の株価が高い銘柄ほど、指数への影響が大きくなります。会社の規模はまったく考慮されません。株式分割をすると株価が下がるため、企業の実態が変わらなくても指数への影響度が変わります(除数で調整はしますが、その銘柄の寄与度は下がります)。
これを買うと何を買っていることになるか
経済的な意味づけが弱い重み付けです。「なぜその会社の影響が大きいのか」に、株価が高いから、という以上の理由がありません。歴史と知名度で生き残っている方式だと理解しておいてください。
連動する商品と注意
この方式の指数に連動する商品を買うなら、偏りを承知の上で。市場平均を持ちたいという目的には合いません。
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株価を単純に平均する方式: 日経平均は構成銘柄の株価の単純平均から算出される。会社の規模ではなく1株の値段の高さがそのまま影響力になる、という設計上の性質が明示される。
実際どれだけ偏るか: ある時点で、1銘柄の構成比率が10.6%。日経平均3万円のうち3,000円強をその1銘柄が占めている計算になる。同じ銘柄が時価総額加重のTOPIXでは0.49%。同じ会社でも、方式が違うだけで影響度が20倍以上変わる。
だから何が起きるか: 計算方法が違うことで動き方が変わり、TOPIXがプラスで日経平均がマイナスという日もある。どちらが正しいという話ではなく、何を測っている指数なのかを知らずに比べると誤読するということ。