霧吹き

手で試す

霧吹きは、火を使えない場所でも空気の流れを白い粒で見せる道具です。

どこに効くか

火を使えない場所で気流を見たいときは、水の粒が煙の代わりになります。細かい霧は落ちるより先に空気に乗るので、吹いた先の空気がどこへ行くのかがそのまま見えます。窓を開けた部屋で網戸の前に吹けば入ってくるのか出ていくのかが一目で分かり、換気扇の下では流れが集まってくる範囲が思ったより狭いことに気づきます。逆光で撮ると粒が光って写り、動画にすれば流れの筋が残ります。扇風機の風の中へ吹き込めば、束がどこまでまとまって届くのかも粒が教えてくれます。粗い粒しか出ないと空気に乗る前に落ちてしまい、床が濡れるだけで何も見えません。粒が小さいほど空気に忠実で、大きいほど自分の重さで落ちていきます。

選ぶときに見るところ

見るのは霧の細かさです。引き金を引くたびに出るタイプは粒が大きく、まっすぐ飛んでいきます。先に空気を詰める加圧式は霧が細かく、押しているあいだ一定量が出続けるので、流れを追うのに向きます。ノズルが回って直線と霧を切り替えられるものなら、水そのものの実験にも使えます。容量300〜500mLあたりが片手で扱える範囲です。園芸用や掃除用を持っているなら、まずノズルを一番細い霧に絞って試し、細かさが足りないと感じてから買えば十分です。洗剤や香りが残ったボトルの流用は避けます。粒のできかたが変わって、前の結果と比べられなくなります。