PEライン

ライン・ハリ

PEラインは、ほとんど伸びないので当たりが手元まで届く、極細繊維を編んだ糸

どんな道具?

極細の繊維を編んだ糸で、ほとんど伸びないので当たりが手元まで届くのが特長です。ルアー釣りの標準になっています。Alaska州魚類野生生物局は、同じ強さの表示ならナイロンより細く伸びも少ないと説明しています。Fishing with Natは、昔の安い編み糸は硬く飛ばなかったが、高価な今の糸はしなやかで同じ強さ表示のナイロンよりかなり遠くへ飛ぶと話しています。

選び方

シーバスやエギングなら0.8〜1.2号、ショアジギングなら1.5〜2号。PEは擦れに弱いので、先端にフロロカーボンのリーダーを結んで使うのが前提です。Fishing with Natは、編み糸は水中で目立つので、ナイロンかフロロを先に付けるとルアーが自然に見え、合わせの衝撃も和らぐと説明しています。

使い方のコツ

張りが無いので、糸が緩むと風で舞って穂先に絡みます。キャスト後は必ず糸ふけを取ってから巻き始めるのが鉄則です。PEとリーダーの結びは、エナジー福田2が10秒ノットを実演し、余り端を10回巻き、結び目を重ねず、濡らしてから締めると説明しています。Fishing with Natは、糸がスプール上で空回りしないよう、滑り止め付きのスプールか、下巻きのナイロン30フィート以上を勧めています。

手入れ・注意

塩を真水で流し、日陰で乾かします。先端の1〜2mは傷みやすいので、釣行ごとに切って結び直すと高切れを防げます。Alaska州魚類野生生物局は、編み糸はリール上でナイロンより少し長持ちする傾向があると書きます。Fish Anythingは、貝に擦ると切れ、銘柄で硬さや飛びが大きく違うと話しています。

出典

  1. 動画・英語 Fishing with Nat Types of Fishing Lines - Pros and Cons - Fishing Line Basics
  2. 動画・英語 Fish Anything What Line To Use For ULTRALIGHT FISHING?
  3. 動画 エナジー福田2【釣りチャンネル】 150万再生!簡単なPEとリーダーの結び方【10秒ノット】
  4. 公的機関・英語 Alaska Department of Fish and Game(2019) Reel Times Newsletter Issue 13: The Big Three: Monofilament, Braid, and Fluorocarbon

解説動画: PEラインの4本撚り・8本撚り・12本撚りの使い分け/【公認】ミラクルジムの控え室【村田基 切り抜き】

撚り本数で何が変わるか: 同じ号数のPEでも、強くて太い糸を4本で編むか、もう少し細い糸を8本、絹糸のような極細を12本で編むかの違いだと説明している。本数が多いほど1本あたりは細くなり、表面は滑らかに仕上がる。編む手間がかかる分、本数が多いものほど値段は高い。12本撚りが広まらないのは値段が高いだけだから、という見方も示している。

擦れる場所では本数の少ないもの: 岩やコンクリート、テトラ、貝など、少しでも擦れるものがある場所では4本撚りを勧めている。1本あたりが太いので、表面が多少傷付いても切れにくいという理屈。12本撚りは1本が極端に細く、何かに触れると切れやすい。真下に落とすだけで障害物が何も無い釣りなら、8本でも12本でもよいとしている。

太さと飛距離の目安: 同じ号数の表示でも、4本撚りが100m巻けるリールに8本撚りを巻くと80〜90mしか入らない、200m巻けるものは170〜180mになると例を挙げている。8本撚りのほうが実際は少し太いためで、表面が滑らかで飛ばしやすい分と相殺され、飛距離そのものは大きくは変わらないと結論づけている。

柔らかいPEの注意: 細くて柔らかいPEほどトラブルが増えると繰り返している。張りが無いためガイドとガイドの間で糸がくるくる巻き付き、気付かずに投げて竿を折ることがある。ジギングに柔らかいPEは向かないとも言う。表示の破断強度も、平均値を出すメーカーと最高値を出すメーカーがありまちまちだと指摘している。

解説動画: PEラインの交換タイミング/エナジー福田2【釣りチャンネル】

先端がケバケバの状態: 動画は、PEラインの交換のタイミングとして、まずルアーを結んでいる先端側を見せています。結び目の付近がケバケバで、それ以外はまだ使えそうな状態です。話者は、先端側がケバケバになってきたら交換してくださいと説明しています。

先端2mを切る: 話者は、先端がケバケバでも、それより手前のラインはまだ大丈夫なはずだと言います。ただ、かなりハードに使ってガシガシにした状態だと強度がだいぶ落ちていて、万が一大きな魚がかかったときに切れる可能性があるので、先端の2mほどを切っていきます。

遠投でスプールが見えたら: 先端の2mほどがケバついてきたら切って使うことを繰り返すと、ライン自体が少しずつ減っていきます。フルキャストしたらスプールが見えてしまうほどになっても、使うこと自体は大丈夫だそうです。ただ、遠投したいものなので、遠投時にスプールが見え始めたら全部交換するのを話者は勧めています。