PEライン
ライン・ハリ
細くて強い、けれど扱いに癖がある
どんな道具?
極細の繊維を編んだ糸で、同じ太さのナイロンの数倍の強度があり、ほとんど伸びないので当たりが手元まで届くのが特長です。ルアー釣りの標準になっています。
選び方
シーバスやエギングなら0.8〜1.2号、ショアジギングなら1.5〜2号。PEは擦れに極端に弱いので、先端にフロロカーボンのリーダーを結んで使うのが前提です。
使い方のコツ
張りが無いので、糸が緩むと風で舞って穂先に絡みます。キャスト後は必ず糸ふけを取ってから巻き始めるのが鉄則です。結束は電車結びでは滑るので、FGノットなどPE専用の結びを使います。
手入れ・注意
塩を真水で流し、日陰で乾かします。先端の1〜2mは傷みやすいので、釣行ごとに切って結び直すと高切れを防げます。
解説動画: PEラインの4本撚り・8本撚り・12本撚りの使い分け/【公認】ミラクルジムの控え室【村田基 切り抜き】
撚り本数で何が変わるか: 同じ号数のPEでも、強くて太い糸を4本で編むか、もう少し細い糸を8本、絹糸のような極細を12本で編むかの違いだと説明している。本数が多いほど1本あたりは細くなり、表面は滑らかに仕上がる。編む手間がかかる分、本数が多いものほど値段は高い。12本撚りが広まらないのは値段が高いだけだから、という見方も示している。
擦れる場所では本数の少ないもの: 岩やコンクリート、テトラ、貝など、少しでも擦れるものがある場所では4本撚りを勧めている。1本あたりが太いので、表面が多少傷付いても切れにくいという理屈。12本撚りは1本が極端に細く、何かに触れると切れやすい。真下に落とすだけで障害物が何も無い釣りなら、8本でも12本でもよいとしている。
太さと飛距離の目安: 同じ号数の表示でも、4本撚りが100m巻けるリールに8本撚りを巻くと80〜90mしか入らない、200m巻けるものは170〜180mになると例を挙げている。8本撚りのほうが実際は少し太いためで、表面が滑らかで飛ばしやすい分と相殺され、飛距離そのものは大きくは変わらないと結論づけている。
柔らかいPEの注意: 細くて柔らかいPEほどトラブルが増えると繰り返している。張りが無いためガイドとガイドの間で糸がくるくる巻き付き、気付かずに投げて竿を折ることがある。ジギングに柔らかいPEは向かないとも言う。表示の破断強度も、平均値を出すメーカーと最高値を出すメーカーがありまちまちだと指摘している。