釣りバリ
ライン・ハリ
釣りバリは、形と号数を狙う魚の口の大きさに合わせて選ぶ道具
どんな道具?
形と号数で細かく分かれています。袖バリは小型の淡水・小物向け、丸セイゴは投げ釣りや汎用、チヌバリはクロダイ用、伊勢尼は口の大きい魚向けと、狙う魚に合わせて選びます。針先が内側に曲がるサークルフックは、豪州の研究チームがシルバーパーチという魚で比べたところ、J字のハリより深く掛かる割合が減り、釣れる数に差はありませんでした。
選び方
号数は大きいほどハリも大きい(ハリスは逆で、号数が大きいほど太い糸)。この2つは混同しやすいので注意してください。狙う魚の口に入る大きさが第一条件です。沖縄フカセ釣り学校は、同じ号数でもチヌ針とグレ針では大きさが違い、メーカーでも変わるので号数は目安だと話しています。地中海西部のバレアレス諸島での遊漁の試験では、大きい針のほうが深く掛かることが少なく、釣れた魚の平均も大きめでした。
使い方のコツ
ハリ先を爪に軽く当てて、滑らず引っかかるかで切れ味を確認します。滑るようなら交換時期です。根掛かりを外したあとのハリは一度確認する癖をつけます。Hey Skipperは、サークルフックは魚が餌をくわえて泳ぎ出すと自然に掛かるので、合わせるとかえって取り込みにくくなると話しています。Catfish and Carpは、合わせのタイミングに自信がないときにも向くと説明しています。
手入れ・注意
サビたハリは強度が落ちています。使い回さず交換してください。使いかけのハリは湿気を避けて保管。Catfish and Carpは、サビや根掛かりや使用で針先は鈍るので、ルーペで見て替えどきを決め、砥石や金属用の紙やすりで軽く研ぐこともできると話しています。沖縄フカセ釣り学校は、魚が掛かって外れたあとも、歯に当たって針先が鈍ることがあるので見直すよう勧めています。
出典
- 論文・英語 Bryan van der Walt, Robert A. Faragher, Michael B. Lowry(2005) Hooking Mortality of Released Silver Perch (Bidyanus bidyanus) after Capture by Hook-and-Line Fishing in New South Wales, Australia
- 論文・英語 Josep Alós, Miquel Palmer, Antoni María Grau, Salud Deudero(2008) Effects of hook size and barbless hooks on hooking injury, catch per unit effort, and fish size in a mixed-species recreational fishery in the western Mediterranean Sea
- 動画・英語 Hey Skipper What Fishings Hooks to Use and WHEN: J hooks, Circle Hooks, Treble Hooks
- 動画・英語 Catfish and Carp How to pick FISHING HOOKS - types, sizes, brands, setups. How to catch fish. Fishing tips
- 動画 沖縄フカセ釣り学校 釣果が変わる!釣り針の選び方〇個のポイント!フカセ釣り初心者必見!
解説動画: ハリ先がまっすぐか内向きかで掛かりとバレが変わる/村田基のマインド【配信切り抜き】
何を比べているか: ハリ先がまっすぐなハリと、ハリ先が内側へ向いて曲がったハリのどちらがいいのか、という質問に実物で答える回。刺さり方を手で再現しながら、掛かりやすさとバレにくさは別の話であり、曲がりの強さはそのハリの用途を表していると説明している。
まっすぐなハリ先はバレやすい: まっすぐなハリ先は、掛かったあと魚が走ると身を裂くように動いてしまい、ポンと外れやすいと実演している。ハリ先がわずかに内を向いているほうが、刺さったあと抜けにくい。トリプルフックにもハリ先が内に入っていないものは多く、同じ理由でバレやすいと指摘している。
曲がりすぎたハリは用途が別: 極端に内を向いたサークルフックは、延縄のように仕掛けを置いておき、誰もアワセをしない釣りのためのハリ。魚が食べて逃げようとした瞬間に口元で回って掛かる仕組みで、掛かりにくいがバレにくい。アワセて掛ける釣りに使うなら、まず食い込ませないといけない。強く曲がったアユの掛けバリも、刺すのではなく引っ掛けるための形だとしている。