ナイロンライン

ライン・ハリ

ナイロンラインは、しなやかで結びやすく、値段も安い最初の1巻きに向く糸

どんな道具?

しなやかで結びやすく、伸びるので急な引きを吸収してくれる糸です。値段も安く、最初の1巻きに向いています。号数(1号・2号…)が太さの単位です。米国の釣り解説動画(Fishing with Nat)は、初心者に向く糸としたうえで、伸びは15〜20%ほどで、着水後しばらく水面に浮くと話しています。かげまるは、しなやかでスプールになじむので、絡みなどのトラブルが起きにくいと解説しています。

選び方

堤防のサビキやちょい投げなら2〜3号。リールに「ナイロン3号-150m」と書いてあるとおりに巻けばよいので、迷ったら本体表示に従います。米国のバス釣り配信者TylersReelFishingは、竿の適合ライン表示は主にナイロンなど樹脂の糸が前提で、それより細いと投げたり合わせたりで切れやすく、太いと飛びにくくなると説明しています。

使い方のコツ

伸びる分遠くの小さな当たりは伝わりにくいという裏返しがあります。感度が欲しい釣りには向きません。Fishing with Natは、糸を多く出した長い投げでは、伸びで力が逃げて針が刺さりにくく、釣れるか逃すかの分かれ目になることもあると話しています。アラスカ州魚類野生生物局は、巻いたまま置くと糸がコイル状に出る「巻きぐせ」がつき、絡みのもとになると注意しています。

手入れ・注意

紫外線と吸水で確実に劣化します。シーズンごと、少なくとも年1回は巻き替えてください(アラスカ州魚類野生生物局も、毎年かそれ以上の頻度での交換を勧めています)。見た目が問題なくても強度は落ちています。エナジー福田2は、安い25ポンド(表示11kg)のナイロンで4時間ほどの釣行を4回重ねると、巻くときにギシギシ鳴り、ドラグチェッカーで新品11.75kg・使用後9.75kgだったと紹介しています。

出典

  1. 動画・英語 TylersReelFishing The LAST Fishing Line Video You Will EVER Need (Fishing Line Masterclass)
  2. 動画・英語 Fishing with Nat Types of Fishing Lines - Pros and Cons - Fishing Line Basics
  3. 動画 エナジー福田2【釣りチャンネル】 ナイロンラインの交換時期、寿命はどれくらい?簡単なチェック方法【バス釣り】
  4. 動画 かげまるのワールドシャウラ専門釣りチャンネル ナイロンラインって?超簡単なラインの特徴を解説
  5. 公的機関・英語 Alaska Department of Fish and Game(2019) Reel Times Newsletter Issue 13: The Big Three: Monofilament, Braid, and Fluorocarbon

解説動画: 他の糸と比べたナイロンラインの特徴と号数・ポンドの見方/釣りって、学べる。

ナイロンの位置づけ: 釣り糸4種を比べる動画で、ナイロンはしなやかさ・強さ・扱いやすさのバランスが良く、あらゆる釣りに使える最もポピュラーな素材として紹介されている。巻き癖がつきにくくリールへのなじみが良いのでキャストでも扱いやすく、多少伸びて衝撃を吸収する性質から、ショックリーダーに使われることもある。

他の糸と比べて: 4種の中で結束強度が最も高いのがナイロンで、結んだところから弱りにくい。一方で伸びるぶん、伸びの少ないフロロやPEに比べると感度では劣る。比重は水よりわずかに重い程度で、水面に浮くPEと、速く沈むエステル・フロロの中間。水面の波の影響を受けにくい沈み方になると説明している。

弱点: 吸水と紫外線による劣化がナイロンの弱点だとはっきり述べている。水を吸う素材なので、良質なコーティングを施したものを選ぶ必要があるという言い方をしていて、近年は製法とコーティング技術の進歩で以前より大幅に良くなっているとも補足している。

号数とポンドの読み方: 太さを表す号数は、ナイロンやフロロでは1号=標準直径0.165mmという基準規格がある。ただし号数と太さは比例せず、2号は1号の2倍の太さではない。ポンドは切れる重さの表示で1ポンドは約0.454kg、細めのラインならポンド÷4=号数の換算が使え、8ポンドで2号、12ポンドで3号になると説明している。