パロマーノット
糸と金具
パロマーノットは、糸を二重にしたまま結ぶ、スナップやハリ向けの結び方
使いどころ
糸を二重にしたまま結び、スナップ・ハリ・小型ルアーに使われます。テキサス州公園野生生物局のサイトにある2002年の雑誌記事は、二重に巻く作りが粘りと強さを加えると書きます。エナジー福田2は結束強度をほぼ100%と話しますが、Salt Strongの記事にある10ポンドのブレイドの試験では、パロマーは18.36ポンド、ユニノットは平均20.21ポンドで切れました。試験の回数は明記されていません。
結び方
糸を5〜6インチ(13〜15cm)の長さで二つ折りにし、折り目の先を指で軽くつぶして、二重のままアイに通します。二重のまま一結び(オーバーハンドノット)を作り、輪を大きめに残します。その輪をハリ全体にくぐらせ、輪がハリの出っ張りに掛かっていないか確かめ、唾か水で濡らしてから本線と端糸をゆっくり引いて締め、余りを切ります。
コツ・注意
大きなルアーには不向きです。Just The Lip Fishingは、ルアーごと輪を通すぶん二重の糸を長く取る必要があり、端が無駄になると説明します。Angler Ghostは、太い糸はよれやすいので端糸を先にゆっくり引いて形を作り、最後に両方を引くと紹介します。米国の財団RBFFのサイトは20ポンド表示までの糸に向くとします。エナジー福田2は、外すときはラインカッターで結び目の下をつぶすと簡単だと話します。
出典
- 公的機関・英語 Bill Harvey(Texas Parks & Wildlife 誌)(2002) Knots to Know
- 資料・英語 Recreational Boating & Fishing Foundation(Take Me Fishing) How to Tie a Palomar Knot
- 資料・英語 Luke Simonds(Salt Strong)(2020) Palomar Knot vs. Uni Knot With Braided Line [Strength Test]
- 動画・英語 Salt Strong Palomar Knot - Quick Tutorial on How to Tie This Strong Knot
- 動画・英語 Just The Lip Fishing How to tie the Palomar Knot (and when NOT to use it!)
- 動画 エナジー福田2【釣りチャンネル】 パロマーノットの結び方。簡単なのに強い釣り糸の結び方。
- 動画 Angler Ghost 釣糸の結び方・ヨレ無し【最強ノットパロマーノット】パワー上昇ポイント
解説動画: 結び間違えると強度ガタ落ち!?失敗しないパロマーノットの結び方!!/きじはたこ
概要: 金具とラインを結ぶノットのなかで世界的に最も普及している結び方として紹介されている。強度が高く、ラインの太さを選ばず、手順が少ない—— この3つが揃っているのが評価されている理由。ただし結び方が甘いと強度が大きく落ちる点が動画の主題になっている。
結ぶ手順: 端糸をある程度長く取って二つ折りにし、二重のままアイに通す。アイが細くて二重が通らない場合は、1回通してからもう一度内側から通し返すと細いアイでも結べる。二重のまま一結びを作るが、ここで締めすぎない。できた輪をルアーやハリの全体にくぐらせ、輪が金具を越えたら端糸と本線を締め込む。
締め込みと強度: 締めるときは端糸と本線を交互に引くか、両方同時に引く。どちらでもよいが最終的に固く締め込んで、結び目がしっかり効いた状態にすることが条件。動画では30ポンドのラインで実際に引っ張り試験を行い、30ポンドを超える値を計測して、ほぼ表示強度どおりの結束強度が出ることを確かめている。