熱中症と低体温症への備え

安全装備

熱中症と低体温症への備えは、日陰の少ない堤防や磯でこそ特に欠かせない

見分け方

堤防や磯は日陰がほとんどなく、水面からの照り返しもあるため、気温以上に体感温度が上がりやすい環境です。逆に冬場や早朝は、風を遮るものがなく、しぶきや汗で服が濡れることで体感温度が大きく下がり、陸上より低体温症になりやすいという特徴があります。釣りは同じ姿勢でじっと過ごす時間が長く、体を動かして体温を調整する機会が少ないことも、両方のリスクを高める要因になります。

危険・注意

体の深部体温が40℃を超えると熱中症の危険域に入り、めまいや意識障害が起きます。TED-Edの解説動画は、強い運動や高温多湿で体が熱を逃がせなくなると臓器の細胞が壊れ始めると説明し、若く健康な人でも例外ではないと伝えます。PublicResourceOrgの教育動画『Hypothermia』は、震え・ろれつが回らない・判断力の低下が進むと意識を失い、不整脈で心臓が止まることもあると説明します。

どうする

PublicResourceOrgの教育動画『Hypothermia』は、海に落ちたら頭と首を水面上に出し、脇と股を体に引き寄せるHELP姿勢を取り、熱いシャワーやお酒で急に温めるのは不整脈を招くため避け、毛布で保温しつつ暖かい物や人の体で少しずつ温めるのが安全だと説明します。熱中症が疑われたら涼しい場所へ移し、けいれんや応答の鈍さがあれば速やかに救急要請してください。

出典

  1. 動画・英語 TED-Ed What happens when you get heat stroke? - Douglas J. Casa
  2. 動画・英語 PublicResourceOrg Hypothermia