プランター栽培(容器栽培)
ベランダでも手軽に始められる
どんな栽培法か
プランター栽培は、鉢や容器に土を入れて育てる方法です。ベランダや玄関先など、畑がなくても始められる手軽さが魅力で、初めての家庭菜園に最適です。
置き場所を移動できるので、日当たりのよい場所を追いかけたり、雨や強風から避難させたりできます。
ただし土の量が限られるため、畑より乾きやすく、肥料も流れやすい。水やりと追肥をこまめに行うのが成功のカギです。葉物・ハーブ・ミニトマトなど、根が張りすぎない作物が向いています。
育て方のコツ
容器の大きさ:作物に合った大きさを選びます。葉物やハーブは浅めでもよいですが、ミニトマトやナスなどの果菜は深さ30cm以上・容量15L以上の大きめの鉢が必要です。
水やり:プランターは乾きやすいので「表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり」。夏は朝夕2回になることもあります。受け皿に水をためっぱなしにすると根腐れするので注意。
追肥:水やりのたびに肥料分が流れ出るため、畑より頻繁に追肥します。液体肥料なら1〜2週間おき、固形の置き肥なら1か月おきが目安です。
必要な資材・道具
プランターと鉢底石:底に穴のある容器を用意し、鉢底石を敷いて水はけをよくします。これだけで根腐れがぐっと減ります。
野菜用培養土:元肥入りの「野菜用培養土」を使えば、土づくりの手間なくすぐ植えられます。初心者はこれが一番確実です。
液体・置き肥:こまめな追肥用に、薄めて使う液体肥料か、土に置くだけの緩効性肥料を用意しておきます。
やりがちな失敗
小さすぎる容器で育てる:果菜を小さな鉢で育てると、根が回りきって水切れ・肥料切れを起こします。作物に合った大きさの容器を選びましょう。
受け皿に水をためる:受け皿の水を放置すると根が常に浸かり、根腐れの原因に。水やり後の余分な水は捨てます。
追肥を忘れる:プランターは肥料が流れやすい。畑と同じ感覚でいると肥料切れで葉が黄色くなります。こまめに追肥を。
日陰に置く:手軽さゆえに置き場所を妥協しがちですが、日照不足はそのまま生育不良に。1日6時間以上日が当たる場所へ。