is

超頻出

isは、iは規則どおりの/ɪ/ですが、語末のsを/z/と濁って読む語です。

規則から外れる理由

i は閉音節どおりの短い /ɪ/ で規則的ですが、語末の s は /s/ ではなく /z/で読みます。これはwasやhave / hasと同じ、有声音のあとの s が濁るという規則によるもので、is だけの特殊な例外ではありません。ドイツ語の ist など、ゲルマン系の言語に共通する語形とされています。文字だけでは気づきにくい変化で、日本語話者は母音の長さの手がかりに頼りにくく、つい /s/ のまま発音しがちです(Crowther ほか)。

読み方

/ɪz/ ——「イズ」。he's・she's・it's のように 's にまとまることが多く、単独の is に出会うより頻度が高いくらいです。's に短縮される現象は短縮形と同じ仕組みで起きています。否定形の isn't は /ˈɪzənt/ になります。名詞のあとでも the dog's here のように同じ 's が付くため、所有の 's と混同しないことも大切です。強勢が無いと弱まり、is it は続けて「イズィット」と発音されます。

使われ方

be動詞の三人称単数現在として、状態や存在を述べるときに使います。母音のあとでは's だけが残ってほとんど聞こえないほど弱くなることがあり、聞き取りでは前の語との一体化に注意が要ります。書き言葉では省略せずに is をそのまま書くのが基本です。疑問文では is が主語の前に出て、語順そのものが変わります。否定では isn't より it's not のように 's の後に not を続ける言い方が好まれる傾向があります。

出典

  1. 論文・英語 Court S. Crowther ほか(1992) Native language factors affecting use of vocalic cues to final consonant voicing in English
  2. 動画・英語 ForBenglish How to Pronounce "Is it okay?" like a native English speaker [ ForB English Lesson ]