/oʊ/
長母音・二重母音
go の o。オーではなくオウ
どんな音?
「オ」から始まって「ウ」に向かって動く二重母音です。1つの音ではなく、動きそのものが音になっています。
口の作り方
「オ」の口から、途中で唇をすぼめて「ウ」へ移す。この移動を省くと日本語の「オー」になります。
日本語とのちがい
カタカナでは「ゴー」「ボート」と伸ばす音で書かれるため、動きが消えます。go を「ゴウ」、boat を「ボウト」と意識するだけで直ります。
この音を含む語
go, boat, home, know, road, open
解説動画: 「オー」ではなくオウ——二重母音を喉と流れで出す/【英語発音】セイダイ音声学
この音の位置づけ: 日本語の母音が5つなのに対し、英語の母音は数え方によって15〜20あると言われると切り出し、その差が無意識のカタカナ英語を生むとしている。この音は「オ」と「ウ」の2つが重なって1つになった二重母音。アメリカ英語には日本語の「オー」のように伸ばすだけの音が無く、「オ」は「オ」と「ア」の中間になるか二重母音になるかのどちらかだと説明している。
喉と声の流れ: 1つ目のポイントは口先ではなく喉で音を作ること。日本語は口先で音を作るが英語は喉のほうで作るので、まず喉を意識するだけで音が自然に変わるとしている。2つ目は音を止めないこと。日本語は喉を閉じて区切るとクリアになるが、英語は喉がゆるんだまま次の音へ流れる。その流れに乗せて「オ」から「ウ」へ移るのが二重母音のコツ。
口の形とやりがちなミス: 3つ目は口の形で、唇は軽く丸まっていればそれでいい。必要以上に尖らせるのは要らない動きで、口先の形だけに集中すると逆効果だとしている。もうひとつの注意は音を区切ること——no を日本語のように短く止めて言うと、怒っているように、あるいは失礼に聞こえることがあるという。
カタカナ語で確かめる: 日本語になっている語で試させている。phone は「フォン」ではなく「フォウン」、open は「オウプン」、remote は「リモウト」、bonus は「ボウナス」、coach は「コウチ」。カタカナで伸ばして書かれている語ほど、実は二重母音を疑ってみるといいという整理。最後にこの音が出せると、boat のような語と「オ」と「ア」の中間で読む語をはっきり言い分けられると締めている。