/t/ のフラップ化
同化(別の音になる)
water が「ワラー」に聞こえる
どういう現象?
母音に挟まれた /t/ が、日本語のラ行に近い音に変わります。water、better、city がその代表です。
なぜ起きる
舌先で一瞬弾くだけの音になるためで、これは主にアメリカ英語の特徴です。イギリス英語では /t/ のまま発音されます。
聞き取りのコツ
「ラ行に聞こえたら t かも」と疑うのが実用的なコツです。party が「パーリー」、little が「リロー」に聞こえるのはすべてこれです。自分で真似する必要はありませんが、聞き取りには必須の知識です。
例
water → ワラー / better → ベラー / city → スィリー / get it → ゲリッ
解説動画: 『大人のフォニックス』英語 waterの発音(アメリカのTの発音① - flapT) [#79]/『あいうえおフォニックス』英語発音
water が「ワーラー」に聞こえる: アメリカ英語の T について。日本の人には「らりるれろ」に聞こえるという人が多いが、実際はラ行と T の中間の音だと説明している。city、pretty などが例。
なぜそうなるのか: 本来の T は、舌で息を止めてから吐き出す音。しかしアクセントが無く、わざわざ息を止めて強調しなくてよい位置では、舌を T の位置に持っていくものの、息を止めずに弱くつなげて発音する。これがフラップ化の正体になる。
どちらでもよい: これはアメリカ英語の訛りであって、city と普通に発音しても世界的には問題ない。関西弁と標準語のような関係という比喩で、アメリカでは通じやすいがどちらでもよい、と位置づけている。