出穂(heading)

意味

出穂は、イネなどの穂が、茎を包む葉の筒である葉鞘の外に出てくることである。

解説

出穂の前には穂のもとができて育つ幼穂形成期があり、出穂の後は籾にデンプンが貯まる登熟期、そして成熟期へ進む。青森県の資料では、幼穂の長さ約1.5mmを幼穂形成期の目安とし、幼穂の長さと出穂までの日数に関係があることから、幼穂長で出穂期や冷害の危険期を推定する。葉齢による推定は品種や年で変わるため目安にとどまる。

出穂期は稲の生育を区切る節目である。秋田県農業試験場の青羽・三浦は、ポットのあきたこまちを冠水させ、完全に沈むと穂ばらみ期・出穂期は5日間で97%減収したと報告した。栽培学や生育診断で出てくる。

出典

栽培学 007outline-1 イネの生育の概略 http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/lab/hagiwara/lec/saibai/007outline.pdf

生育診断と予測(幼穂長と出穂前日数) https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/attach/pdf/aom5-2.pdf

穂ばらみ期および出穂期の冠水による減収は…60cm以下の水深で軽減される https://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000048192_00/R01_%E5%AE%9F%E7%94%A8%E5%8C%96/R01-15_%E7%A9%82%E3%81%B0%E3%82%89%E3%81%BF%E6%9C%9F%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E5%87%BA%E7%A9%82%E6%9C%9F%E3%81%AE%E5%86%A0%E6%B0%B4%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%B8%9B%E5%8F%8E%E3%81%AF%E8%8C%8E%E8%91%89%E3%82%84%E7%A9%82%E3%81%8C%E6%B0%B4%E9%9D%A2%E3%81%AB%E9%9C%B2%E5%87%BA%E3%81%99%E3%82%8B60cm%E4%BB%A5%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%B0%B4%E6%B7%B1%E3%81%A7%E8%BB%BD%E6%B8%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B.pdf