シロギス
シロギスは、投げ釣りでエサをゆっくり引くと食ってくる


見分け方
細長い体に淡いピンクがかった銀色で、砂地に群れています。口は小さく下向きで、砂の中のゴカイ類を吸い込むように食べます。TSURIHACK TV は、臆病な魚で、危険を感じると砂に潜ると話し、泥っぽい底より目の細かいさらさらの砂で釣れた経験が多く、隠れる場所が無いのが泥底で釣りにくい理由ではと考えています。
釣れる時期・場所
初夏から秋が本番で、水温が上がると波打ち際近くまで寄ります。冬は深場に落ちます。千葉県の館山湾の砂浜で2年間、目の細かい網で稚魚を調べた研究(Arayama ほか, 2003)では、体長13mmほどの稚魚は7〜9月に多く、沖側(岸から約100m・水深1m未満)で14,106尾、波打ち際で302尾採れ、砂浜の砕波帯を成育の場と結論づけています。
釣り方
投げ釣りかちょい投げ。天秤仕掛けにジャリメ(イシゴカイ)を付け、止めずにゆっくり引いてくると食ってきます。オーナーばり(釣り針メーカー)の解説では、餌は頭を切って針いっぱいの長さにし(垂らしが長いと食い逃げされる)、引く速さは1mを5秒ほどが目安。当たりが無ければ10〜20秒かけて遅くします。TSURIHACK TV は、正面・左・右に投げ分けても反応が無ければ移動するのを自分の決まりにしていると話しています。
食べ方
天ぷらが定番で、新鮮なら刺身や昆布締めも。背開きにして塩を振り、少し置いてから揚げると身が締まります。
解説動画
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の解説動画
【キス釣りの極意】これからが旬!キスの生態や釣り方を勉強して釣果アップ‼
生態を知ると釣果が変わる
シロギスは砂地を好み、堤防のちょい投げから船まで狙える入門魚。ただし数を釣ろうとすると想像以上に奥が深い対象魚だとして、生態から順に解説している。
群れで移動し続ける
単独でいると思われがちだが、実際は数尾から20〜30尾ほどの群れを作る。しかも一箇所に留まらず、捕食しながら群れ全体が移動し続ける。群れがどこにいるかを探れるかどうかが釣果を大きく左右するという結論になる。口は小さいが下向きに漏斗状に伸び、海底に突き出して砂ごとエサを吸い込む。
引く速度が決め手
よく外道で釣れるメゴチは海底でじっとしてエサを待つのに対し、キスは海底から10cmほど上を泳ぎ回って積極的にエサを探す。だから仕掛けを止めているとメゴチの餌食になる。可能な限り遠投して、秒速5〜10cmを目安にゆっくり引いてくると、動きの速いキスが先に食ってくる。
当たったら止めて待つ
引いている最中に鮮明な当たりが出たら、引くのを止めて2〜3秒待って食わせるのがコツ。なお夜のキスは「砂に潜って寝る」と入門書に書かれることが多いが、実際には海底から5cmほど浮いた状態で、体色を濃いネズミ色にして寝ているパターンもあり、外敵が近づくと1〜2m逃げて同じ状態に戻る、と紹介している。
出典
- 論文・英語 Arayama K, Imai H, Kohno H, Fujita K(2003) Early life history of Japanese whiting Sillago japonica occurring in the surf zone of sandy beaches, Tateyama Bay, central Japan
- 動画 TSURIHACK TV ちょい投げ釣りでシロギス釣りたい人、これだけは知っておいて欲しい。釣れる場所の探し方、教えます。
- 動画 オーナーばり公式チャンネル 【基本から釣果アップのコツまで投げキス釣りの釣り方を紹介】名手直伝~投げキス釣り上達の道標~
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