耐火書類ケース

守る

耐火書類ケースは、原本が一つしかない紙だけをまとめて入れる箱です。

効く場面

書類には、失っても取り直せるものと、原本が一つしかないものがあります。後者が消えると、手続きそのものが止まります。火や水で紙が失われる場面は、起きる確率が低いかわりに、起きたときに代わりがききません。耐火ケースは、その取り直せない分だけをまとめて入れておくための箱です。仕事は「燃えないこと」ではなく、外が高温になっているあいだ、中の紙が傷む温度まで上がらないよう時間を稼ぐことにあります。袋型は金庫の中で併せて使う作りで、焼いて試すと防水シールが溶けました。全部を放り込む箱ではないので、何を入れるかを選ぶところが役割の半分です。入れる紙を選ぶ作業そのものが、家に何が残っているかを一度数える機会にもなります。

選ぶときに見るところ

表示されている耐火の時間は、決まった試験条件のもとで測った数字です。耐火金庫の規格では、紙の場合に中を177度以下に保てる時間を指します。条件が変われば結果も変わるので、数字だけで並べて比べきらないでください。水濡れに備えるなら、防水をうたっているかを別に確認します。大きさは、入れる紙をA4のまま折らずに置けるか。持ち出す前提なら重さが効き、置きっぱなしなら重いほうが持ち去られにくいという考え方もできます。買う前に、入れる紙を実際に選び出してください。ほとんどが再発行できる書類だったなら、必要なのはケースではなく、書類の置き場所を家族に伝えるメモ一枚のほうです。

出典

  1. 動画・英語 TheUrbanPrepper(防災・備えの解説チャンネル) Fireproof Document Bags: Do They ACTUALLY Work?
  2. 動画 死なない防災!そなえるTV(防災アドバイザー 高荷智也。動画はマスターロックセントリー日本の提供で、同社の金庫の販売を促している) 金庫を使った防災!大切なモノと命を守る、耐火・耐水・防盗金庫活用のポイント