信用取引
株式
値動き: とても荒い / 換金: すぐ売れる / NISA: 対象外
借りて買う、借りて売る
どういう商品?
証券会社に担保(保証金)を預け、その担保を元に資金や株を借りて取引する形です。借りるお金には利息がかかります。担保の約3.3倍まで建てられるのが一般的で、取引額でいえば約3割の自己資金で足ります。借りた株を先に売る空売りもでき、下がって利益を出せます。取引所の規則などで期限が決まる制度信用では、借りた分を返す期限が6か月以内です。
もうけと損の出どころ
値動きがそのまま約3.3倍で効きます。取引額の10%上がれば担保に対して約33%の利益ですが、10%下がれば約33%の損です。取引額の約30%下がると、担保はほぼ消えてしまいます。空売りは損の上限が理論上ありません。買いは株価がゼロになれば、それ以上の損は出ませんが、売りは株価がどこまでも上がりうるからです。
コスト(どこで抜かれるか)
買いには金利が、持っている日数ぶん毎日かかります。株価が上がっても下がっても、金利は同じように取られます。金利は証券会社ごとに違うので、口座を作る前に確かめておきたい点です。空売りには株を借りる手数料がかかり、株が足りないときは逆日歩(ぎゃくひぶ)という追加の費用が、空売りをしている側の負担になります。寝かせておくほど不利です。
税と口座
利益は現物株と同じ扱いで課税されます。NISA口座では使えません。
向かない人・注意
担保の価値が下がると追証(おいしょう)(追加の担保)を求められます。入れなければ、証券会社が自分の意思と関係なく株を売って決済します。ストップ安に張り付くと売りたくても売れず、損が膨らみます。急な値動きで損が担保を超えると、不足分が借金として残ることもあります。値動きを毎日見られない人には向きません。生活資金や借入金では絶対にやらないこと。
出典
- 公的機関 日本証券業協会 信用取引
- 公的機関 日本証券業協会 制度信用取引
- 公的機関・英語 米国証券取引委員会(SEC) Understanding Margin Accounts(投資家向け速報)
- 動画 デイトレ塾 - Rょーへー 【株の信用取引入門】超基本から借金リスク、空売り追証まで完全解説