教室・スクールの選び方
場所
先生の腕より、通える距離と時間帯
どういうこと?
教室選びで効くのは、教える内容より通い続けられるかどうかです。ピアノでもテニスでも、片道一時間の評判の教室より、十五分で行ける普通の教室のほうが一年後に残ります。予定として時間が確保されることと、間違いをその場で直してもらえることが教室の主な価値で、これは距離が遠いと簡単に失われます。
やり方
候補を二、三か所に絞り、必ず見学か体験に行きます。見るのは、曜日と時間が固定か振替ができるか、月謝か回数券か、道具を貸してもらえるか、生徒の年齢層が近いかです。月謝は分野によりますが月八千〜一万二千円程度が一つの目安になります。そもそも習うかどうかを迷っているなら先生に習うかどうかも見てください。
つまずきポイント
案内に出ていない費用があります。入会金、年会費、教材費、指定の道具、発表会の参加費が、月謝と同じくらいかかることもあります。長期契約の割引は安く見えますが、合わなかったときに逃げられません。まずは単発か短期のコースで相性を見てください。続く費用の見方は場所代・年会費にあります。
解説動画: 良い教室・悪い教室の見分け方と探し方3選/バイオリンはじめちゃんねる
概要: 音楽教室を探すときの見極め方を、教える側から挙げた回です。優しい先生がいる教室と、家から近い教室では良し悪しの基準がそもそも違うと前置きしたうえで、まず2、3件の体験レッスンに行ってほしいと勧めます。10も20も回ると分からなくなりますが、1件で決め打ちすると、後から他を知っても教室は変えにくいからです。
大手と個人: 大手は立地が良く経営が安定していて、進み方が決まっているので先が見える。楽器の相談もでき、先生を替えたいときは受付に言えば済むと言います。反面振替は不可といった規約で融通が利かないことがある。個人は寄り添った指導と振替のしやすさがある一方、面と向かって伝えないとやめにくい。住所を出していない教室が多く、口コミが見えないのも難点だとします。
料金: レッスン料は自由に決められるので、個人にも大手にも高いところと安いところがあり、どちらが得とは言えないと話します。楽器の貸し出しもネット予約も今は個人の教室でやっているところがあり、レンタル・サブスクの有無で大手を選ぶ理由にはならないという見方です。細かく比べるより、最優先を先に決めるよう勧めます。
体験で見る: 体験レッスンで確かめるのは四つ挙がります。3か月に1回しか見てもらえない先生では上達しないので、望む曜日と時間帯で通えるかを最初に見ます。自分だけで練習していると変な癖がついてしまうとも言います。次に先生が今も演奏活動をしているか。ただし演奏から離れていても、教えることに長けた先生はいると添えます。
見本を頼む: 三つ目は発表・大会に出る機会があるかどうか。大人には必須ではないとしつつ、本番の前にぐんと伸びるので子どもには向くと言います。四つ目は体験のときに先生が弾いてくれるか。口で言うより演奏のほうが伝わるので、お手本を聞かせてくださいと頼んでいいとのこと。教室は足を運んで見比べるものだと結びます。