記録用ノート
記録する
記録用ノートは、焙煎の温度や釣った場所と潮、絵の具の混ぜ方のように、趣味の中身が設定と結果の繰り返しでできていることを踏まえ、うまくいった条件をその場で数字のまま残しておく道具です。覚えているつもりの条件は次にやるまでの間に少しずつ都合よく書き換わるので、書き残す値打ちは記録そのものより次に同じ条件を再現できることにあります。失敗した日も何を変えたかが書いてあれば原因が一つに絞れ、手が汚れる作業や電波の届かない場所では紙のほうが素直に使えます。使う場所で選び方が決まり、屋外なら耐水紙と硬い表紙、机の上なら開いたまま平らになる綴じ方が向きます。
どこに効くか
趣味の中身は、たいてい設定と結果の繰り返しでできています。焙煎の温度と時間、釣った場所と潮と仕掛け、絵の具の混ぜ方、水やりの間隔、練習した曲とテンポ。うまくいった日の条件は、その場では覚えた気になっていても翌週にはもう思い出せません。書き残す値打ちは記録そのものより、次に同じ条件を再現できることにあります。失敗した日も同じで、何を変えたかが書いてあれば原因が一つに絞れます。手が汚れる作業や電波の届かない場所では、紙のほうが素直に使えます。覚えているつもりの条件は、次にやるまでの間に少しずつ都合よく書き換わります。だから、その場で数字のまま残すことに意味があります。
選ぶときに見るところ
使う場所で決まります。屋外なら耐水紙と硬い表紙、机の上なら開いたまま平らになる綴じ方(糸かがりやリング)。方眼は図や表を書くときに効きます。持ち歩くなら小さく、種の袋や部品の袋や写真を貼るなら大きく。凝った書式を先に作り込むと書かなくなるので、日付・やったこと・次に変えることの三行から始めてください。スマホで撮った写真がすでに記録になっているなら、ノートは要らないこともあります。一冊目は凝らない物にして、書き方が固まってから丈夫な物へ移ると、書式ごと縛られずに済みます。書かなくなるときは、たいていノートの置き場所が道具から離れています。