タモ網(ランディングネット)

小物・ウェア

タモ網(ランディングネット)は、水面まで高さがある堤防で、掛けた魚をすくい上げる網

どんな道具?

掛けた魚をすくい上げる網です。堤防は水面まで高さがあるので、抜き上げようとすると糸が切れるか口が裂けて魚が落ちます。大物を狙うなら必須の道具です。放す魚には網の素材も関わり、米国海洋大気庁(NOAA)の水産部門は、目やヒレ、うろこ、粘膜への傷が少ないとして、ぬれた柔らかい結び目のない網かゴム製の網を勧めています。

選び方

柄の長さは釣り場の高さ+1mを目安に。一般的な堤防なら5m前後。網の枠は折りたたみ式が持ち運びやすいです。ふくまる大将釣り動画は、柄の張りが一番大事で、ぐにゃっと曲がる柄はすくいにくいと話し、すくったあとの持ち上げ方しだいで柄が折れるとも注意しています。網は、フロリダ州の魚類野生生物保全委員会が、結び目のないゴムコートの網を魚の体重を支えられる点で理想的としています。

使い方のコツ

網は動かさず水中に置き、魚を頭から網へ誘導するのが基本です。魚を追いかけて網を振ると、ほぼ確実に逃げられます。1人のときは足元に伸ばしておいてから魚を寄せます。同じ動画は、枠の取り付け部や柄の根元が緩い、継ぎ目を伸ばしきっていない、のどちらでも、すくう瞬間に枠が回って横を向き、ルアーが網に引っかかると話し、使う前に締めきって伸ばしきるよう勧めています。

手入れ・注意

海水を流して網を完全に乾かしてから畳む。濡れたまま畳むと臭いとカビの原因になります。釣楽一生(井上聡)は木製の鮎タモの網の張り替え動画で、絹の網は手入れが大変なので、一般にはナイロンなどが向く、取り付けのひもは接着剤で止めるのを片側だけにすれば網がダメになっても使い回せる、と説明しています。

出典

  1. 公的機関・英語 NOAA Fisheries(2026) Catch and Release Fishing Best Practices
  2. 公的機関・英語 Florida Fish and Wildlife Conservation Commission Fish Handling and Gear
  3. 動画 ふくまる大将釣り動画 誰でも簡単にできるタモ入れのコツを教えます。
  4. 動画 釣楽一生(井上聡) 天然木へ網を取り付ける 鮎タモ 渓流タモ

解説動画: 安く揃えるランディングネットの長さ選びと携行法/エナジー福田2【釣りチャンネル】

この道具の位置づけ: おかっぱりで使う伸縮シャフトと折りたたみ枠を組み合わせた、値段重視のランディングネット一式の紹介。いちばん短い300サイズが約4000円、最長の390サイズでも5000円弱で、有名メーカーだとシャフトだけで同じくらい、網でさらに5000円ほどかかるため、半額に近い値段で普通に使えるものが揃うと勧めている。

長さと網の大きさの目安: シャフトは300・330・360・390cmの4サイズで、表記より実際の全長は2cmちょっと短い。長いものほど胴が太く重くなるので、買う前に確かめておくよう言っている。網は枠がおよそ高さ40cm・横34cm・深さ30cmで、35cmのバスは頭から入れるとすっぽり収まったといい、頭さえ入ればテールが出ても抜けないという。目安は60cmくらいまでで、それ以上を狙うなら大きく深い網に替えるとしている。

組み立てと装着: 網は畳まれた状態で入っていて、横に開いて枠を留め、反対側のネジと穴を合わせると枠が曲がらずすくえる形になる。あとはシャフト先端のネジ穴に網を回し込むだけ。持ち手と尻の部分に滑り止めシートが付いていて、手が濡れているときや雨の日に握りやすいと説明している。付属のバンドは長さを変えられ、肩掛けにも斜め掛けにもできる。

持ち運びと注意: 先端に折りたたみジョイントを足すと網を畳んだまま持ち歩け、使うときは横のボタンを押して開くだけ。マジックテープ式のパーツならライフジャケットの紐やベルトに留められ、カラビナ付きの強力磁石なら、魚が掛かったときに引っ張るだけで外れて素早くすくう体勢に移れる。折りたたみ部と磁石で指を挟まないこと、磁石はスマホやカメラに近づけると壊れる恐れがあると注意している。