ワンドと流れ込み

湖・野池

ワンドと流れ込みは、水温が安定した岸の凹みと、酸素と餌が運ばれる淡水のポイント

どんな場所?

湖や野池の岸が湾のように奥へ入り込んだ地形を「ワンド」、そこに小川や排水路の水が注ぎ込む筋を「流れ込み」と呼びます。ワンドは風や波の影響を受けにくく水温が安定しやすい一方、流れ込みは新しい酸素と餌が絶えず運ばれてくる、性質の異なる二つの変化が重なる一角です。湖・野池の中でも特に名前が挙がりやすい地形とされています。流れ込みの水温はワンドの奥よりも低いことが多く、夏場は特に差が大きくなります。

釣れるもの

物陰と水温の安定を好むオオクチバス(ブラックバス)の定番ポイントで、流れ込みの直下には酸素と餌を求めてニジマスも差してきます。産卵期にはワンドの奥へ魚が寄る傾向があるとされています。朝夕の涼しい時間帯は、流れ込みの近くに魚が寄りやすいとされています。

立ち回り

ワンドの奥は障害物際を丁寧に打ち、流れ込みは筋の中と両脇の巻き返しを分けて探るのが基本です。季節が進むほど水温の安定したワンドの奥へ魚が入り込みやすくなるとされ、季節によって狙う位置を使い分けます。流れ込みは雨の翌日など水量が増えたときほど、反応が良くなる傾向があります。

安全・ルール

野池や湖の多くは私有地や農業用水利施設で、無断の立ち入りと釣りが禁止されています。ワンドの奥は足場が土や泥で不安定になっていることが多く、一歩ごとに沈む泥地は無理に進まないことが安全につながります。管理者の許可の有無を必ず確認してください。看板が無い場所でも、私有地である可能性を踏まえて行動することが大切です。