オオクチバス(ブラックバス)
淡水
オオクチバスは、特定外来生物のため持ち帰りや移動に規制がある
見分け方
口が大きく、閉じたとき上あごの後端が目の後ろまで届くのがオオクチバスです。体側には黒い帯状の模様が並び、全長は30〜50cmほど。国立環境研究所によると北米原産で、1925年に釣りと食用のため神奈川県の芦ノ湖に入れられ、1965年ごろから生息する水域が増えました。BassFishingHQ(米国)は、コクチバスは口を閉じても上あごが目を越えないと説明します。
釣れる時期・場所
通年。産卵期は、三重の青蓮寺湖では4月下旬〜6月下旬、滋賀の西の湖では4月中旬〜5月中旬と推定されました(淀・木村, 2002)。国立環境研究所は、水温16〜20℃前後の春〜初夏に雄が作ったすり鉢状の巣で産卵し、雄親が卵と仔魚を守ると説明します。BassFishingHQ(米国)は、冬に向かうと、水域の中でも深い所に近い地形や障害物に着くと話します。
釣り方
ルアー全般。障害物(カバー・ストラクチャー)に着く魚なので、倒木・杭・水草の際を狙うのが基本です。BassFishingHQ(米国)は、ルアー選びより魚のいる場所が大事で、餌の小魚がいる所に着くと話します。実験池の研究(片野修, 2009)では、釣られる数が調査のたびに減り、65尾のうち分類できた34尾は用心深い8尾・学習する10尾・釣られやすい16尾でした。
食べ方
オオクチバスは外来生物法の特定外来生物で、釣った魚を持ち帰って飼うことや、別の場所へ移して放すことは禁止されています。環境省のQ&Aは、その場で放すことも、その場で締めて持ち帰って食べることも問題ないとしますが、滋賀県は琵琶湖でのリリースを条例で禁じています。県ごとに違うので現地の掲示を確認し、食べるなら加熱してください。
出典
- 公的機関 国立環境研究所 オオクチバス(侵入生物データベース)
- 公的機関 環境省 自然環境局 外来生物法に関するQ&A
- 公的機関 滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課 外来生物法と外来魚のリリース禁止について
- 論文 淀太我・木村清志(2002) 三重県青蓮寺湖と滋賀県西の湖におけるオオクチバスの生殖腺成熟
- 論文 片野修(2009) 実験池におけるオオクチバスの釣られやすさに見られる個体差
- 動画・英語 BassFishingHQ 90% of BASS FISHING in 15 Minutes
解説動画: 【初心者向け】誰でも簡単にバス釣りの釣果が90%上昇する方法!!/Shokuro's Fishing
障害物に「当てる」: 解説の中心は、ルアーを岩などの障害物にわざと当てにいくという考え方。何もない場所でルアーを引くと、バスが追いかけても逃げられる範囲が広く、なかなか食わせきれない。岩まで追い詰めるとバスの逃げ場が限られ、追い詰めたと錯覚して反射的に食いやすくなるという理屈で組み立てている。
状況で使い分ける: 朝いちばんで流れが強いときはクランクや羽根モノ、反応が無くなったらバイブレーションやスピナーベイトに切り替える、というように潜る深さと動きで使い分ける。速く巻くと追いかけてこないので、ゆっくり巻くのが効くと実釣中に繰り返している。