ニジマス
淡水
ニジマスは、管理釣り場なら真冬でも一年中釣れる
見分け方
体側に虹色の帯が走り、全身と背びれ・尾びれに小さな黒点が散ります。原産はカムチャッカ半島からバハカリフォルニアに至る太平洋岸で、日本へは1877年以降に米国から養殖・釣り用に入り、放流されてきました(国立環境研究所)。Hasegawa(2020)の論文は、稚魚が出る6〜7月に洪水の少ない北海道では定着したが、それより南では定着例がまれで、洪水との関係が考えられていると述べています。
釣れる時期・場所
通年。管理釣り場なら真冬でも釣れ、むしろ水温が低い時期のほうが活性が安定します。村田基さん(オーナーばり公式チャンネル)は、低い水温が大好きな魚で夏より食いがよいと話し、松本幸雄さん(釣り人チャンネル)は、水が冷たい釣り場では魚の動きがゆっくりになるので、当たりを取りやすい伸びの少ないエステルラインを勧めています。
釣り方
管理釣り場ではスプーンやクランクベイト、エサ釣りならイクラや練りエサ。同じ層を同じ速度で引き続けるより、レンジと速度を細かく変えて反応を探すほうが早く答えが出ます。テキサス州公園野生生物局の魚類生物学者は、放流されたマスは口が小さく目も良いので、小さな針と6ポンドほどの細いフロロを使うと釣果が増えると説明しています。松本幸雄さんは投げてから数えるカウントダウンで、狙う層を再現するよう勧めます。
食べ方
塩焼き、ムニエル、燻製。淡水魚の生食は寄生虫のリスクがあるので、刺身にはせず必ず加熱してください。
出典
- 公的機関 国立環境研究所 ニジマス(侵入生物データベース)
- 論文・英語 Hasegawa K(2020) Invasions of rainbow trout and brown trout in Japan: A comparison of invasiveness and impact on native species
- 動画 オーナーばり公式チャンネル 村田基流‼︎管理釣り場攻略の基本伝授
- 動画 釣り人チャンネル エリアトラウトの基本を詳解!~松本幸雄/管釣りルアーの選び方と使い分け~
- 動画・英語 Texas Parks and Wildlife Catching Rainbow trout - Tips from a Fisheries Biologist
解説動画: 村田基流‼︎管理釣り場攻略の基本伝授/オーナーばり公式チャンネル
管理釣り場という場所: 放流されたマスを釣る釣り場。関東では掘って池を作る人工的なものが一般的だが、西日本では既存の水面を改良した広い釣り場も多いと紹介している。ニジマス以外にも、大型に選抜されたドナルドソン、スチールヘッド、ブラウントラウト、イワナ、ヤマメ、アマゴなど、施設によってさまざまな魚が入っている。
タックル: 6〜6.6フィートで、UL(ウルトラライト)またはSULが基本。広い釣り場なら6.6フィート前後がベストだとしている。
当たりは「糸」で取る: この釣りの肝として、当たりは竿先ではなく糸のたるみで判断することを繰り返し実演している。糸がふっと緩んだら当たり—— 魚がくわえてこちらへ向かってくると、張っていた糸から力が抜ける。逆に、たるんでいた糸がピンと張るのも当たり。この2パターンを見分けて合わせる、というのが基本になる。