ハンドドリップ
ハンドドリップ
変数が多いぶん、味を狙って作れる
使いどころ
豆の個性を澄んだ形で出したいとき。1〜2杯を丁寧に淹れるのに最も向いた方法で、器具も安価です。
淹れ方
粉を平らにならし、まず粉全体が湿る程度の湯(粉の約2倍)を注いで30〜40秒蒸らします。ここでガスが抜けてふくらみます。そのあと中心から外へ、の字を描くように数回に分けて注ぐ。粉20gに対して湯300g、全体で2分30秒〜3分が一つの基準です。
コツ・注意
変えるのは一度に一つだけ—— 挽き目、湯温、注ぎ方を同時に変えると、何が効いたのか分かりません。薄いと感じたら細かく挽く、渋いなら粗くするのが最初の調整です。フィルターの縁に湯を直接かけると、粉を通らない湯が落ちて薄くなります。
解説動画: 世界一美味しいコーヒーの淹れ方〜ワールド・バリスタ・チャンピオン井崎英典が教える6つのポイント〜 How to make the most delicious coffee in the world/ダイヤモンド公式チャンネル
6つの要素: ワールド・バリスタ・チャンピオンが挙げる、味を決める要素は豆の重さ・湯の重さ・抽出時間・温度・蒸らし・注ぎ方の6つ。動画ではそのうち基本となる3つ(豆の重さ・湯の重さ・抽出時間=抽出レシピ)を扱っている。
比率が鉄則: 湯100gに対して豆6〜8g—— これは必ず守る、と断言している。濃いめが好みなら8g側。動画では中間を取って湯100gあたり7gで計算し、湯300gに対して豆21gを使っている。
なぜ「量る」のか: 計量スプーンは体積で量っているので、豆の量が正確に決まらない。コーヒー豆は焙煎度合いによって重さが変わるためで、同じ1杯でも中身の量が違ってしまう。重さで量ることで、毎回同じ味を再現できるようになるというのがこの動画の中心的な主張。